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SPGアメックスの年会費が上がる!新マリオットボンヴォイカード特典変更のメリット・デメリット

タクミです。

 

2022年2月8日にアメックスからSPGカード利用者へのお知らせがありました。

https://www.americanexpress.com/ja-jp/benefits/marriott-bonvoy-premium-card/special/index.html?intlink=jp-ja-hp-hero-cm-marriott-bonvoy-20220208

引用元:AMEX

 

内容としては「SPGアメックスの年会費が上がる代わりに特典が変更される」というものです。

 

正しくは「SPGアメックス」は廃止され、「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」に変更となるということになります。(本ブログでは「新マリオットボンヴォイカード」と呼びます。)

 

年会費は34,100円→49,500円(+15,400円)と年間5万円もの年会費に上がります。これは多くの利用者の方には改悪と言えるのではないでしょうか。

 

私は2019年の2月からSPGアメックスのクレジットカードを発行して愛用してきました。ブログにも2019年2月9日に記事を書いています。

 

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私は本ブログでSPGアメックスを何度かオススメカードとしてご紹介してきました。それは私自身、SPGアメックスを発行してから、いくつもの高級ホテルに宿泊できるようになったからです。

 

  • リッツカールトン東京+クラブラウンジアクセス(ポイント利用で無料)
  • メズム東京(無料宿泊特典で無料)
  • ウェスティンホテル東京+クラブラウンジアクセス+スイート(ポイント利用で無料)

 

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どのホテルも、上記の条件では1泊5万円を出しても泊まれない高級ホテル(うち2回はお盆休みのハイシーズンで1泊10万円超え)なのですが、SPGアメックスを利用することで、ありがたいことにお得に宿泊できるようになりました。

 

それでは3年間SPGアメックスを愛用してきた私が、今回の新マリオットボンヴォイの年会費が上がることについて思うこと、そして特典変更によるメリット・デメリットをまとめます。

 

結論としては、多くの方にとってはSGPアメックスのお得度は下がるので、今回の年会費が上がることによって解約する方が多く出るのではと考えています。

 

2022年2月24日までの発行でしたら、旧SPGアメックスの年会費のまま利用が可能です。

 spgアメックスカードの発行はこちら!

 

 

 

SPGアメックスの年会費が上がる!新マリオットボンヴォイカード特典変更のメリット・デメリット

新マリオットボンヴォイカードのメリット

私が考える新マリオットボンヴォイカードのメリットは以下のとおりです。

 

  1. 券面がブラックになりカッコ良くなった。
  2. 何泊も高級ホテルに泊まらなくてもプラチナ会員になれるようになった(条件・年間400万円利用。)
  3. スマホの修理特典がついた(年間3万円相当)
  4. 無料宿泊特典(50,000ポイント)に所持している15,000ポイントを追加できる。

 

1:人それぞれだと思いますが、ブラックの券面に変わるので高級感が出るのは良いと思います。

 

2:ここは元々年間400万円以上をSPGアメックスで決済している方には嬉しい特典です。

 

元々はプラチナエリートになるには、宿泊実績が何泊も必要で「ホテル修行」といって価格が安めのホテルに数ヶ月間の間に連泊する人がいましたが、その必要がなくなりました。

 

3:少し変わった特典ですが、スマホが壊れた場合の保険が適用されるようになりました。

 

最大3万円ということなので、少し物足りないとは思いつつ、私は過去にSPGの保険で故障したスマホを3000円で新品に交換できたことがあるので、実用的な特典だと思います。

 

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4:私にとっては最も嬉しい特典です。SPGアメックスでは年に1回、無料宿泊特典(50,000ポイント相当)のホテルに宿泊できるのですが、これに手持ちのポイントを15,000ポイントまで追加できるというものです。

 

無料宿泊特典ですが、最近はどのホテルもカテゴリー(ホテルのランク)が上がってしまい、正直な話、50,000ポイントでは宿泊したいホテルがありませんでした。

 

しかし最大65,000ポイントまで利用することができれば、カテゴリー7レベルのホテルを土日祝にも利用可能となるので、利用できるホテルが増えます。

 

本当はポイントを付与してもらえれば自由度は高いのですが・・、少なくとも痒いところに手が届くような嬉しい特典です。

 

ただ、この特典はホームページに記載がなく、個人宛のメールに記載があるのみですので、いつから利用できるのかは確認してみます。

 

新マリオットボンヴォイカードのデメリット

続いて、私が考える新マリオットボンヴォイカードのデメリットをご紹介します。

 

  1. 年会費が49,500円(税込)に増額した。
  2. 年間400万円を使う予定がない方は、プラチナエリートになる特典の旨味がない。
  3. 年間150万円を使わないと、無料宿泊特典(50000ポイント相当)がつかない。

 

1:まずは年会費が5万円近くに増えたのがシンプルにデメリットです。

 

SPGアメックスでは元々年会費が34,100円と高額な代わりに、無料宿泊特典で3万円以上のホテルに宿泊できればお得、という考え方ができました。

 

しかし年会費が5万円になってしまうと、50,000ポイントで5万円以上のホテルに宿泊しないと元が取れなくなるので、無料宿泊の旨味が減ります。

 

さらに3に書いた通り、新マリオットボンヴォイカードでは、年間150万円以上の決済をしないと、無料宿泊特典すらついて来なくなります。

 

利用額が150万円未満の方にとっては、年会費が上がる上に無料宿泊特典すら受け取れなくなる可能性があるので、大きな改悪と言えます。

 

2:プラチナエリートの条件として、年間400万円を利用するというのは、多くの会社員の方には難しいのではと思います。

 

元々、ホテル好き、旅行好きという方は、年収も高めの方が多いと思いますが、家賃などはクレジットカードで引き落としできないことを考えると、家賃を除いた支出が年400万円(月33,3万円)というのは、かなりのハードルになります。

 

3:今までは無条件で貰えていた無料宿泊特典についても、年間150万円未満では対象外となっています。

 

SPGアメックスを発行して無料宿泊特典を得ようとしても、年間150万円(月12,5万円)未満の利用額の方は、条件を満たすことができません。

 

元々、SPGアメックスをビジネスや私用でガンガン利用していた方にとってはメリットが大きいものの、SPGアメックスをサブカードとして利用していた方や利用額が少ない方には、大きなデメリットになります。

 

私はSPGアメックスを継続するか。

私個人の意見として、年会費が上がった新マリオットボンヴォイカードを継続するかどうかは、2023年の更新時までに十分に検討したいと考えています。

 

幸い、私の場合は2月が更新月であり、年会費の増加の影響を受けるのは来年2023年2月からとなります。

 

また年会費の増加はないままで、2022年2月24日以降から新マリオットボンヴォイの特典を受けられるようになるので、2022年に絞ればメリットだけを受けられる嬉しい状態です。

 

その間に、新マリオットボンヴォイの特典が使いこなせるか、十分に検討したいと思います。

 

年間150万円の条件は十分にクリアできるにしても、年間400万円はハードルが高いので、プラチナ会員になるには難しいなと思っています。

 

まとめ。SPGアメックスの年会費が上がるので、継続するかは十分検討が必要。

今回はSPGアメックスが廃止となり、新マリオットボンヴォイカードになることで、年会費が上がり、特典変更となることをまとめました。

 

新マリオットボンヴォイカードの特典の中でも、大きいメリットは「年間400万円利用でプラチナ会員になれる」ことです。

 

しかし、多くの方にとってはこれはハードルが高く、単に年会費が上がったデメリットしか感じられないと思います。

 

無料宿泊特典に所持しているポイントを付与できるのは、私にとっては嬉しい点ですが、結局は自分のポイントを消費しているので、メリットと言えるかは微妙です。

 

年会費5万円を支払うならば、ラグジュアリーカードのチタンカードやJCBザ・クラス(年会費55,000円)などの候補も出てくるので、正直、新マリオットボンヴォイカードの年会費は高いなあというのが印象です。

 

とはいえ、年会費が上がったとしても、高級ホテルやマイル変換に強みを持つカードであることに変わりはありません。

 

私は2022年は旧年会費(34,100円)のまま、新マリオットボンヴォイカードの特典を受けつつ、来年2023年に更新するかどうかを検討したいと思います。

 

新マリオットボンヴォイカードになるのは2022年2月24日以降となります。それ以降に発行する場合は新年会費(49,500円)が必要になってきます。

 

もし、SPGアメックスを旧年会費(34,100円)で利用したいという方は、2022年2月24日までにSPGアメックスの申し込みをしてみてはいかがでしょうか。

 

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