健康ブームになりましたね。人生100年時代といわれていますので、食事に気を遣う人が増えてきたのはすばらしいことです
筆者も14歳のころから健康オタクになり、それから10数年間さまざまな健康に関するトライを繰り返しました
今では自分の身体にとって効果のあるものとそうでないものが区別できるのですが、健康オタクすぎて、身体を壊しかけたこともあります
そこで今回は「健康」について、「良かれ」と思ってやってみたことが裏目にでてしまった「失敗談」を3つまとめてみました
健康オタクすぎて身体を壊しかけた「失敗」を3つまとめてみた!ダイエットのこだわりすぎは要注意!
4ヶ月間「玄米」「豆腐」「味噌」のみで生活。死相がでるほど衰弱
20歳のころにベジタリアンにハマり、「肉」「魚」「卵、乳製品」を全く食べない生活を4ヶ月続けました
その結果、体重が65キロから55キロにまで減少。身長が180cmを超えているので、BMIは「16.6」と「低体重」の部類に入る「18.5以下」になり、不健康になりました
さらに髪の毛も細くなり、筋肉もなくガリガリになりました。「タンパク質」が4ヶ月も不足していたからです
ベジタリアンになると「タンパク質」の摂取が非常に難しくなります。体重の1.5倍は最低限、タンパク質を摂取したいとなると、「肉」「魚」「卵、乳製品」ゼロでは全く足りません
当時の写真がのこっているのですが、目に力はなく、頬は黒くくぼんでいて、毎日「めまい」「立ちくらみ」が発生しました
現在、「タンパク質」の摂取を重要視しているのは、過去の失敗が大きいです
特に女性の場合は、「野菜」のスムージーばかり飲んでOKという人が多いと思いますので、「タンパク質」をがっつり摂取しないと「痩せたとしても、肌がボロボロで髪も薄くパサパサになる」ということを覚えておいてください
初心者は「ザバス」プロテインが「味が美味しい」のでオススメ!
上級者は「無添加プロテイン」に「ココア」や「はちみつ」を加えてアレンジしましょう!
「紅茶」「亜鉛サプリメント」を「空腹時」に飲んで「吐きそうになった」
「カテキン」が豊富に含まれている「紅茶」、肌や髪の毛を作るときの補助になる「亜鉛」、これらは摂取するときには「食後」にすることに注意してください
筆者は紅茶が大好きなので、毎日のように朝から3〜4杯飲んでいます。しかし「空腹」に紅茶を飲むと「吐き気」がするのです
同じように「亜鉛サプリメント」も「空腹」で摂取すると、「吐き気」がひどくなります
これは「カフェイン」「ミネラル」など、特的の栄養素を分解吸収するときに「胃に刺激が強いもの」は「吐き気」を起こすということです
なのでたとえば朝の空腹時に紅茶を飲むときには「チョコレート」を先に食べる。亜鉛サプリメントは「ランチ、ディナーの後に飲む」ということを徹底しています
健康になろうとしているのに、「吐き気」が続くなんてツライですからね
他にも胃に刺激が強いものはあるので、「食べ方」「飲み方」にも注意してみてください
紅茶はイギリス製の「フォートナムメイソン」が飲みやすくオススメです!
激しい運動をしすぎて「身体を痛めて痩せにくい」身体になった
運動は「良いもの」という常識がありますが「身体への負荷が軽いもの」と「身体への負荷が重いもの」では、全く健康への影響が異なります
筆者は「激しい運動の方が筋肉もつくし、健康的だ」と思い込み、大学院時代は、毎日、片道40〜50分かけて大学院にクロスバイクで通学していました
しかし、通学路には強烈な「坂」があり、クロスバイクで毎日登るのがとてつもなく足腰への負担になっておりました
その結果、「激しい腰痛もち」になってしまい、研究室のイスに座っていると足が痛みでマヒして動けなくなるくらい醜いものでした
この時期は、週6で大学のジムのプール水泳をしていました。筋肉痛でも風邪気味でも構わず毎日ジムに行っていました
しかし、筋肉はそこそこついたものの、お腹まわりは多少タプっとしていて、体脂肪も18%と脂肪があまり落ちない身体になっていました
これは「休憩」という考えが抜け落ちていたからです。「超回復」という用語がありますが、筋肉痛になったら一定時間、身体を休ませる必要があるのです
ダイエットでは「激しい筋トレをしないといけない」と思っている人は多いです。しかし、筆者の実体験では、週6でプールに行っていた学生時代よりも、週2回マイペースにのんびり有酸素運動をしていた社会人時代の方が、体重は落ちました
「激しい運動」がダイエットや健康に良いのは幻想です。無理に身体を痛めつけなくても、食事と適度な運動で痩せていきますので、安心してください
まとめ。健康オタクはストイックになりすぎるので注意!ダイエットにこだわりすぎず時間をかけて体重を落としましょう
健康オタクの人やダイエットにこだわりすぎる人は、食生活や運動習慣がストイックになりすぎてしまう危険があります
筆者は過去にストイックすぎた生活を過ごした結果、残念ながら望んでいたような「健康的な体系を維持する」ことができませんでした
ストイックすぎずとも、しっかりと「タンパク質」を補給して「筋肉量」を増やし、「適度に運動する」ことで体重は落ちます
- 無理にダイエットしているけど、なかなか結果がでてこない
- 数ヶ月で早く痩せたいから怪しすぎる高額サプリメントやビスケットを買ってしまった
- 意思が弱いから某有名ジムに高額なお金を払ったけど、すぐにリバウンドしてしまった
お金を払えばダイエットができるのなら良いのですが、残念ながら脂肪吸引するくらいしか、即時で効果がでるものはありません
正直な話をいえば、体質によって「太りやすい」人も当然いらっしゃいますので、今回の記事が万人に当てはまることはないと思います
しかし、一例として健康オタクだった筆者が、ストイックに食事制限や運動をした結果、実施前よりも不健康になってしまったことは事実です
どうか、目先の体重の減少や、毎日のように登場するダイエット方法、サプリに惑わされず、ごくごく当たり前の普段の食生活や運動習慣を見直すことからスタートしてください