タクミです。
2019年から資産運用を開始して5年が経過しました。
私は大学に5年間も通ってしまいましたので、それと同じ期間を投資してきたと思うと感慨深いです。
大学と同じように、時間はかかりましたが、資産運用も5年間、継続することができています。
今回は、経過観察も兼ねて振り返りをしてみます。
資産運用5年間を振り返ってみた
資産運用1年目:少額の元手で色々な投資を試した
初年度は投資の知識がなかったので、興味本位でウェルスナビなどの投資をしていました。
相場が良かったこともあり、元手が50万円でも1ヶ月で4万円ほどの含み益がでたりと、ビギナーズラックがありました。
この時期は元手が100万円未満の少額で投資に慣れることからスタートしました。
米国株の株式投資も、この頃から少しずつトライしました。
前半の半年はウェルスナビも米国株も調子が良く、20万円の含み益をすぐに売却して、投資で得たお金で消費を楽しむビギナーぶりでした。
具体的には14万円のジョンロブのスニーカを購入。まさに投資初心者がやりがちな「含み益を消費する」という時代でした。もはや懐かしいですが、楽しかったのもまた事実です。
1年目の後半で例の世界的な感染症が流行り、一気にマイナス80万円くらいになりました。
大きな含み損により、かなり気が滅入っていた記憶がありますが、投資の含み損以上に仕事やプライベートの変化が激しすぎて、激動の一年となりました。
資産運用2年目:投資商品が固定。入金力を高める努力をした
資産運用2年目は、ウェルスナビを売却し米国株のインデックス投資に投資を集中することにしました。
一気に大きな含み損を抱えたものの、1年もしないうちに含み益の方が大きくなり、入金力を上げるために支出を見直します。
YouTubeで両学長さんを初めとするあらゆるお得情報をインプットし、具体的には以下の対応をすることで、支出改善を行い入金力を高めました。
- 電気、ガスの乗り換え
- 退去費用の削減
- マリオットボンヴォイ(旧SPGアメックス)による旅費削減
- 家計簿の予算設定、毎日の登録
とはいえ、正直な話をすれば海外旅行に毎年行っていたところが行けなくなり、服を買って外出していたのができなくなる、といった外部要因による行動の制限があり、自然とお金が残ったのが正しいです。
夏と冬のボーナスをほとんど手をつけず、米国株投資に入れるようになったのはこの年からです。
小さな行動を続けるうちにようやく500万円の貯金ができるようになり、こんな記事を書いています。
人によっては20代の早いうちから達成できる数値ですが、私は29歳から投資と貯金を始めたので、30歳の途中でようやく達成という遅いスタートでした。それでも嬉しかった記憶があります。
資産運用3年目:定期的に投資の成績をアウトプットした
資産運用3年目になり、500万円を超えて、毎月投資をすることにも慣れてくると、毎月の投資の成績をブログでアウトプットするようになりました。
本ブログでも投資の成績を毎月公開することで、周囲の人に宣言して自分を追い込むのと同じ効果を狙いました。簡単にいえば「入金をサボる」のを避けるようにしていました。
投資をしているとはいえ、好きなときに売却して消費に使えてしまうお金ですから、一目にあえて公開することで、それをできるだけ避けようとしていました。
実は、投資の成績を公開する半年前に、まさにマンションの引越しで150万円を引き出してしまっており、一時的に資産が500万円を切る状態になっていました。
その後も引越し後の大型家具と家電を買う生活が続き、自分の消費行動を見直す目的もありました。
このブログに投資の成績を公開する方法がヒット。結果的に1年以上、公開し続けることができました。
最後の投資成績の公開記事です。200万円でスタートした資産が1000万円近くになったので、目的を果たして公開を終了しました。
自分だけで投資をコツコツ続けるのはモチベーションが上がらないものです。
思い切ってブログなどで公開してみるのも、一つの手かなと思います。
資産運用4年目:ゴールが見えてきて楽しくなる
資産運用4年目には投資のゴールが見えてきて、投資の成績を公開しなくてもモチベーションが維持できるようになりました。
具体的には資産1000万円の達成が見えてきたことです。特に変わったことはしていませんが、コツコツ家計簿を管理して収入が増えるにしたがって、入金が安定してきました。
資産が1000万円になる頃には、支出管理、貯金、投資がバランスよくできる能力が身についています。
この能力が身についたことが一番の資産だと思います。
資産1000万円を作る能力があれば、あとは時間の経過とともに資産は大きくなるからです。
資産運用5年目:現在も投資を継続中
資産運用5年目は、資産1000万円を達成したことによって少しモチベーションが下がるかな、と心配していました。
というのは、他の人のブログや動画で、1000万円を達成したら貯金や投資のモチベーションが下がってしまい現状維持になりがち、という情報を聞いていたからです。
しかし、そんな心配をする必要はありませんでした。
投資の調子がよく、多くの方がブログで公開しているように、私自身も1年間で、年間の貯金額を超える金額が増える状態となりました。
その結果、2024年からスタートした新NISAの合計投資枠についても目処がたちました。
私が投資を始めたタイミングで書いた「資産運用のシミュレーション」で、もっともうまく行ったパターンよりも2.5年も早く目標に到達できました。
残念ながら副業は成功しませんでしたが、投資が成功したおかげで、いいペースで資産形成ができています。
まだまだ資産運用5年目ですし、これから色々と苦難もあるかと思いますが、まずは5年間も投資を継続できたことに感謝しています。
今後も、無理せずマイペースに資産形成をしていければと思います。