タクミです。32歳の都内二人暮らしの男です。
毎月、資産運用の経過報告をしています。
資産運用の結果を見れば、自分の資産が増えているかどうかが明確にわかるようになるためです。
私は2020年1月より米国株を中心に資産運用を始めていますので、今回は3年4ヶ月目の資産報告となります。
なお二人暮らしをしていますが、口座は一緒にしていないため、資産運用は完全に私の個人の収入をもとに実施しています。
都内暮らし、30代前後の資産運用を始めた方の参考になれば嬉しいです。
30代千代田区在住男の資産運用。3年4ヶ月目の結果報告【最終章】
資産割合
2023年4月現在の資産割合です。
2023年4月時点
投資: 995万円(+46万円)
銀行: 46万円(ー25万円)
財形: 27万円(+ 1万円)
財布: 4万円(+ 3万円)
合計:1072万円(+17万円)
2023年3月時点
投資: 949万円
銀行: 71万円
財形: 27万円
財布: 8万円
合計:1055万円
2023年4月は、+17万円となりました。
2023年4月は、米国株の調子が良く、一時期は運用金額が1000万円を超えました。
最終的には今月は995万円の運用金額となり、来月には確実に運用金額1000万円を維持できると思います。
資産運用を開始して3年4ヶ月(40ヶ月)。あっという間の出来事でしたが、32歳の比較的早いタイミングで1000万円の運用資産を作れてよかったです。
3年4ヶ月目の資産運用の結果
次に2020年1月〜2023年4月までの資産運用の結果についてまとめました。
表1:資産運用の経過
追加資金(万円) | 確定利益(万円) | 元金(万円) | 評価損益(万円) | 時価総額(万円) | 損益比率(%) | |
20年1月 | 200 | 0 | 200 | 0 | 200 | 100 |
20年2月 | 19 | 0 | 219 | -20 | 199 | 90.9 |
20年3月 | 0 | 0 | 219 | -80 | 139 | 63.5 |
20年4月 | 18 | 0 | 237 | -50 | 187 | 78.9 |
20年5月 | 11 | 0 | 248 | -25 | 223 | 89.9 |
20年6月 | 91 | 0 | 339 | -15 | 324 | 95.6 |
20年7月 | 21 | 0 | 360 | -5 | 355 | 98.6 |
20年8月 | 10 | 0 | 370 | 15 | 385 | 104.1 |
20年9月 | 5 | 0 | 375 | 5 | 380 | 101.3 |
20年10月 | 0 | 0 | 375 | -10 | 365 | 97.3 |
20年11月 | 5 | 0 | 380 | 30 | 410 | 107.9 |
20年12月 | 89 | 0 | 469 | 42 | 511 | 109.0 |
21年1月 | 3 | 0 | 472 | 51 | 523 | 110.8 |
21年2月 | 3 | 0 | 475 | 75 | 550 | 115.8 |
21年3月 | -75 | 9 | 409 | 91 | 500 | 122.2 |
21年4月 | -75 | 11 | 345 | 99 | 444 | 128.7 |
21年5月 | 0 | 0 | 345 | 98 | 443 | 128.4 |
21年6月 | 0 | 0 | 345 | 116 | 461 | 133.6 |
21年7月 | 0 | 0 | 345 | 126 | 471 | 136.5 |
21年8月 | 40 | 0 | 385 | 136 | 521 | 135.3 |
21年9月 | 10 | 0 | 395 | 119 | 514 | 130.1 |
21年10月 | 10 | 5 | 410 | 169 | 579 | 141.2 |
21年11月 | 10 | 0 | 420 | 150 | 570 | 135.7 |
21年12月 | 20 | 0 | 440 | 193 | 633 | 143.9 |
22年1月 | 10 | 0 | 450 | 142 | 592 | 131.6 |
22年2月 | 10 | 0 | 460 | 136 | 596 | 129.6 |
22年3月 | 10 | 0 | 470 | 202 | 672 | 143.0 |
22年4月 | 10 | 0 | 480 | 173 | 653 | 136.0 |
22年5月 | 40 | 0 | 520 | 173 | 693 | 133.3 |
22年6月 | 50 | 0 | 570 | 142 | 712 | 124.9 |
22年7月 | 10 | 0 | 580 | 186 | 766 | 132.1 |
22年8月 | 10 | 0 | 590 | 215 | 805 | 136.4 |
22年9月 | 10 | 0 | 600 | 149 | 749 | 124.8 |
22年10月 | 10 | 0 | 610 | 200 | 810 | 132.8 |
22年11月 | 10 | 0 | 620 | 200 | 820 | 132.3 |
22年12月 | 85 | 0 | 705 | 140 | 845 | 119.9 |
23年1月 | 10 | 0 | 715 | 180 | 895 | 125.2 |
23年2月 | 20 | 0 | 735 | 199 | 934 | 127.1 |
23年3月 | 10 | 0 | 745 | 204 | 949 | 127.4 |
23年4月 | 20 | 0 | 765 | 230 | 995 | 130.1 |
表2:資産運用の経過(グラフ)
2023年4月は、「+230万円(+26万円)」ということで、2023年は4ヶ月連続でプラスとなりました。
損益比率は130.1%(先月:127.4%)で、評価額は230万円(先月:204万円)になりました。
2023年は4ヶ月連続のプラスとなり、年間80万円以上の資産が増加しました。
このまま来月以降も資産が増えると、ボーナス1回分ほどの金額が資産運用で増えることになります。
改めて、資産運用の力を実感しました。
コラム:1000万円を超えたら口座を分けるべきか。
前述のとおり、資産運用の金額が1000万円を超えてきました。
1000万円を超えると、今までにはなかったリスクを考える必要があります。
それは銀行口座、証券口座では「万が一会社が倒産した場合には、1つの口座で最大1000万円まで支払われるが、それ以上の金額は返金されない」ということです。
そこでリスクを低減する方法として「口座を分ける」という方法があります。
具体的には、証券口座を「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」など、1つ以上の証券口座を開設して、資産を分けて運用する方法です。
- 証券口座を1つにする場合:SBI証券だけで3000万円を運用する→会社倒産時には1000万円になり2000万円損する。
- 証券口座を複数にする場合:SBI証券1000万円、楽天証券1000万円、マネックス証券1000万円のように、資産を分けて運用する→会社が倒産しても、各社1000万円まで保証されるので損失がない。
ただ、証券口座を分ける場合には、以下のデメリットがあります。
- デメリット1:資産管理が煩雑になる。
- デメリット2:NISA口座を複数口座で作れないので、非課税枠をうまく使えない。
- デメリット3:各社の取引手数料、取扱商品などを新たに勉強する時間が必要となる。
- デメリット4:口座開設の手続きが面倒くさい。
私タクミが一番のデメリットだと感じているのは、デメリット2の「NISA口座を複数口座で作れない」という点です。
来年2024年からスタートする「新NISA」では、年間360万円、合計1800万円までの資産が非課税となります。
しかし、すでに旧NISA口座を持っている人は、既存の証券会社でそのまま新NISA制度を利用することになります。
そのため、私の場合は「マネックス証券」に新NISA制度が適用されます。
となると、既に1000万円あるマネックス証券口座に追加資金を入金する必要があり、他の証券口座に分けることができません。
この点については、改めて調べてみようと思います。
資産が1000万円を超えるまでは、思考停止してコツコツ入金をしていれば良いのです。
しかし、資産1000万円を超えてきたら「資産が減るリスク」について、少しずつ考えないとな、と思いました。
まとめ。
今回は30代都内暮らし男の3年4ヶ月目の資産運用の経過報告をしました。
2023年4月は米国株の調子が良く、一時期は運用資産が1000万円を超えることもありました。
なお、今後の話ですが、毎月の資産運用公開については、本記事で終わりにします。
理由としては以下のとおりです。
- ブログ公開の目的は「資産1000万円を作ること」「資産運用の過程を公開することで、1人の人間のリアルな資産形成を読者の方に楽しんでもらうこと」が目標で、それが達成できたから。
- 資産運用の習慣が身についたから。(3年以上、資産運用のために給与から少しずつ入金し、評価額がマイナスのときも資産運用を継続できた。つまり今後も資産運用を継続できる可能性は高い)
- 資産1000万円を超えると、高確率でその後の資産が増えていくので、コツコツ貯金しなくても資産は増えていくから。(たとえ給与から資産運用にまわすお金が少なくなくなっても、資産は年間40〜50万円は増える=家計管理する必要性が減少する=努力しなくても資産は増えていく=ブログを公開しても面白みが減少する)
資産運用が一番面白いのは「資産500万円〜1000万円を作るまで」だと思います。
それ以降は、給与から毎月決まった金額を証券口座に入金して、評価額を確認するだけの単調な作業になり、面白みが減っていきます。
資産が少ないうちは、300万円、500万円と増えていくごとに、「金銭的に安定していくこと」「物事のとらえ方が良い方向に変化すること」を実感できて楽しかったです。
- ブランド品や車を買おうと思えば一括で購入できるという安心感。(高級な腕時計は100〜300万円程度。車は国産車のほとんどを一括購入可能。)
- コンビニやカフェ、自販機で数百円の散財(通称ラテマネー)をしても良いという幸福感(この散財により月1万円支出が増えたとしても、それ以上に資産が増えるため。たとえば500万円を運用すると年間4%で20万円。月あたり1.5万円以上が増える。)
- 労力が少なくてもお金を増やせるという満足感(比較として、副業ブログを毎日頑張って書き、最も調子が良いときで月2万円でしたが、資産運用は何もしなくても同じくらいの金額が増える。)
- 資産運用で増やしたお金を元手にして、新しいことに挑戦できるという充実感(本業で稼いだ給与を使うのはリターンを求めすぎて心が痛みますが、不思議なことに資産運用で増やしたお金を使うときはリターンを無視して好きなことに思い切って使うことができます)
- 本業の給与をあてにしすぎなくても良いため「将来の可能性の拡大」を感じられる充実感(たとえば年収を50万円下げて、「負荷の少ない仕事」「興味のある仕事」ができる企業に転職しようと思った時、資産1000万円を運用していれば、年間40〜50万円の利益が期待できるので、思いきって行動できるようになる。)
上記のように、資産運用を通して1000万円まで増やすことができれば、お金の不安は大きく減り、また充実感を日々実感できるようになります。
しかし、おそらく資産2000万円、3000万円と増えていったところで、今現在の1000万円の時と大きくは変わらないと思います。
むしろ、資産が増えていくことで、前述の「証券口座の倒産リスク」や、「株価暴落による損失額の拡大のリスク」が大きくなり、実は満足度が減ることもあるのかな、と妄想しています。
そのため、資産1000万円を達成したら、次にやるべきことは「お金の執着を減らして、自分の好きなことを増やしていく」ことだと思います。
年収についても「年収800万円を超えてくると幸福度はさほど変わらない」という研究がありますが、私タクミの実感としては、この境界線は「年収700万円」だと思います。
それ以上の年収にする理由があるとすれば、「都内の高級マンションに住みたい」「高度な教育を子どもに受けさせたい」「同年代よりも高い年収を稼いで自慢したい」というくらいしかなく、どれも普通に楽しく生きるうえでは、必要ではないものだからです。
長くなりましたが、過去3年4ヶ月、ブログに資産運用の情報を公開してきたことで、私自身、お金の管理のスキルが身につき、資産運用開始前とは全く違った景色を見ることができるようになりました。
一度身についた資産運用のための貯蓄の習慣や考え方は、生涯にわたって役立つものと思います。
ということで、私タクミとしては、今回の記事を持って、具体的な数値を含む資産運用に関する記事は終わりにします。
これから資産運用を頑張りたい!という方は、ぜひ私の資産運用開始時点の記事も読んでみてください。