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30代社会人が半年間、1日2時間の勉強をした結果【かなりきつい】

タクミです。30代の会社員です。

 

私は2022年11月から、本業のITに関わる勉強を開始し、半年間の平均で1日2時間の勉強をしました。

 

きっかけは昨年から職場が変わったことで仕事の負担が減り、「せっかく時間があるなら勉強でもするか」と思ったためです。

 

この記事は2023年4月に書いていますので、約6ヶ月分の勉強をしたことになります。

 

社会人で勉強をしている人はたくさんいらっしゃると思いますので、私もその中の1人として、「30代の社会人が勉強するとどのようになるのか」をお伝えできればと思います。

 

 

 

30代社会人が半年間、1日2時間の勉強をした結果【かなりきつい】

合計勉強時間は「360時間」

私タクミの勉強時間は「360時間」でした。

 

2022年11月:3821分(63.6時間)

2022年12月:3640分(60.6時間)

2023年01月:3038分(50.6時間)

2023年02月:2777分(46.2時間)

2023年03月:4807分(80.1時間)

2023年04月:3529分(58.8時間)

合計:21612分(360.2時間)

 

1ヶ月30日と仮定して、6ヶ月180日で360時間ですので、「1日2時間」の勉強になります。

 

ご覧のとおり、月によって勉強時間にばらつきがありますね。

 

1日2時間は平日も土日も含めての数値になります。平日は30分程度の勉強しかできない時もありましたが、土日に1日最長6〜7時間使い勉強、このような結果になりました。

 

社会人の1日2時間勉強をやってみてわかること

半年間勉強をしてみて、分かったことがたくさんあります。

 

まずは勉強時間です。社会人では1日2時間、毎月60時間の勉強は「本業が忙しいと少々きつい」ということです。

 

私の体験ですが、本業の残業時間が50〜60時間になる月は、「仕事をしているか勉強をしているか」という生活になってしまい、プライベートの充実が難しく、体力的にきつくなります。

 

一方で、残業時間が20〜30時間程度であれば、休日のどちらか、もしくは半日は遊びの時間に使うことができますし、体力的にも無理なく勉強を継続できます。

 

体力的に辛くなるとプライベートに悪影響が出ます。

 

私は奥様と2人暮らしです。勉強で疲れが出てしまうと、会話が上の空になったり、会話よりも勉強を優先したいという態度が出てしまい、良くないと感じました。

 

1日2時間はそれなりに高いハードルだと思いますので、個人的には「1日1時間」ペースで勉強できれば、社会人の勉強時間としては十分だと思いました。

 

社会人の勉強は「焦らなくていい」

社会人の勉強のメリットは「焦らなくていい」ということです。

 

学生時代の勉強は「焦り」との戦いです。大学受験で第一志望の大学に合格できるか、でその後の40年以上続く社会人人生が大きく変わるからです。

 

一方で、社会人の勉強は「やった方がいいけど、必ずしもやらなくていい」ものです。

 

会社からの給与は、入社した会社と年次、役職、残業時間で決まります。

 

この中に「スキルの高い社員」という項目はありません。

 

そのため「給与を上げるために勉強する」というのは、そこまで現実的ではなく、給与を上げたい場合は「給与水準が今の会社よりも高い場所に転職する」「残業、休日出勤を増やす」しかありません。

 

そのため、社会人の勉強は「期限」がほとんどないものですので、「焦らずに長期に」できれば十分だと感じました。

 

社会人が勉強するメリットは「仕事を楽しむため」

私は、社会人が勉強するメリットは「仕事の時間を楽しむため」だと考えています。

 

社会人であれば、チームで仕事をすることが大半です。

 

「誰々さんしかできない仕事」はほとんどありません。

 

どの仕事も30分〜1時間教えてもらえれば、誰でもできるものばかりです。

 

それでも社会人が勉強する目的は「勉強をすると仕事に役立ち、仕事ができると楽しい」からです。

 

社会人は、1日8時間働きます。

 

年間休暇は120日とすると、1年間365日−120日で、245日働く必要があります。

 

これだけ働くと「年間1960時間」です。この時間を「どれだけ楽しめるかどうか」が人生に大きな影響を与えます。

 

仕事ができない状態でもお金はもらえますが楽しくありません。

 

「仕事ができないのにお金をもらって申し訳ない」というネガティブな感情になることもあります。

 

勉強をすると、本業に関する能力、読解力など、処理能力が上がりますから、自然と仕事ができるようになってきます。

 

私はたったの360時間ですが、勉強をする前と後では、仕事の理解度に雲泥の差があります。

 

人生の大半を仕事で終えるのが普通の人です。それならば、せっかくなら楽しめるくらい、自分のスキルを磨いておく方がメリットが大きいと、私は感じます。

 

まとめ。社会人は1日1時間の勉強を目指そう

今回は社会人の30代の私タクミが、半年間360時間の勉強をした結果をまとめました。

 

結論としては「1日1時間でも勉強を継続できれば十分」と気づきました。

 

私が一番嬉しかったのは、勉強時間よりも「半年間に渡りほぼ毎日勉強することができた」ということです。

 

勉強が習慣化してしまえば、嫌でも勉強を継続するようになります。

 

そして、勉強を継続できれば、仕事の効率も上がり、仕事の時間が少しだけ楽しくなります。

 

ついでに、資格試験に合格できれば、自己評価も高まりますし、周囲の評価も上がり、より一層、楽しくなると思います。

 

社会人の勉強は、学生時代とは異なり、大量に勉強することは難しいですが、無理なくコツコツと勉強を続けることで、確実に自分の力になることを実感できます。

 

最初は3日坊主になるとは思いますが、何度でもトライして勉強を習慣化できるようになるまで、継続してみてはいかがでしょうか。