港区に一人暮らししたい人:港区に一人暮らししたい。でも家賃が高いし治安も不安。実際に一人暮らしをして2年ほど住んだ人の話を聞きたい。
タクミです。港区麻布に一人暮らしして2年がたちました。
麻布のポワンタージュというパン屋さんおすすめです。
— タクミ@シンプル都心ライフ (@steveperry1373) 2020年12月13日
野菜やアンチョビなど具沢山のパンが250〜300円なのでコスパ良く美味しいパンを楽しめます。 pic.twitter.com/PWG8W3d809
12/5に麻布十番商店街にオープンした「Scene Kazutoshi Narita」。
— タクミ@シンプル都心ライフ (@steveperry1373) 2020年12月13日
こちらはケーキとパンを選ぶことができるお洒落なお店です。
クロワッサンやクリームパンは王道で美味しいですが、中でもカヌレやフィナンシェはビターながら美味しいのでおすすめです。 pic.twitter.com/wbG4ipun37
港区の一人暮らしに興味がある人は多いと思います。しかし、私の周りでも住んでいる人が少なく、インターネットに情報を公開している人も少ないので情報が公開されていないんですよね。
そこで、港区麻布に2年間住んだ私が、一人暮らししてわかったオススメポイントをできる限り具体的な事例をつけてご紹介します。
結論からいえば港区麻布に住むのは本当にオススメですし、工夫次第で金銭的にも会社員の方でも普通に住むことができるので、ぜひ一度は住んでみて欲しいです。
- 普通の会社員が港区麻布に2年間一人暮らししてわかったメリットとデメリットとは?
- 麻布に住むオススメポイント1:圧倒的な利便性。
- 麻布に住むオススメポイント2:グルメな名店が豊富
- 麻布に住むオススメポイント3:スーパーがとんでもなく充実している。
- 麻布に住むオススメポイント4:ウーバーイーツが便利すぎる。
- 麻布に住むオススメポイント5:六本木が徒歩圏内である。
- 麻布に住むオススメポイント6:高級感と下町感のマッチングが絶妙である。
- 麻布に住むオススメポイント7:初めて会う人に覚えてもらいやすい。
- 麻布に住むデメリット1:休日の大使館近辺の騒音がひどい。
- 麻布に住むデメリット2:警察の数に圧倒される。
- 麻布に住むデメリット3:家賃相場が非常に高い。
- まとめ。麻布は最高に魅力的な街。
普通の会社員が港区麻布に2年間一人暮らししてわかったメリットとデメリットとは?
麻布に住むオススメポイント1:圧倒的な利便性。
港区麻布の利便性は最高です。地下鉄ができるまで麻布は交通の便がなく不便と言われていましたが、現在は東京メトロ南北線、都営大江戸線があるので特に問題ありません。
さらにバスやシェアサイクルも充実しているので恐るべき利便性を誇ります。
麻布から主要駅までのアクセスは以下の通りです。
- 徒歩圏内:六本木(日比谷線、大江戸線)、広尾(日比谷線)、白金高輪(南北線、三田線)、三田(都営三田線、浅草線)、田町駅(JR山手線)
- 羽田空港;大江戸線で「大門浜松町」まで2駅、モノレール
- 品川駅:麻布十番駅近くのシェアサイクルで15分
- 東京駅:麻布十番駅(南北線)→溜池山王駅:国会議事堂前駅(千代田線)→二重橋前
- 銀座:麻布十番近くのバス→新橋駅→徒歩
麻布に住むとどこに行くにも便利で快適になります。
麻布に住むオススメポイント2:グルメな名店が豊富
麻布十番商店街を筆頭に、麻布はグルメな名店が豊富にあります
テレビやネットで特集されたお店が麻布十番にあることは多いです。特にミシュラン星付きのお店が多いことから、食通の方にとっては最高の環境だと思います。
徒歩圏内の広尾、白金、六本木にも新しいお店がオープンすることが多く、流行りに敏感な方は楽しめると思います。
いやいや麻布のお店はお金がないと楽しめないだろうと思う方も多いと思いますが、実は麻布にはリーズナブルなお店もたくさんあります。
私がよく行くのは以下の通り。特にパン屋やベーグルは単価も1000円以下で安いのでオススメです。
・ポワンタージュ(麻布)
・海南鶏飯食堂(麻布)
・もっこす(麻布)
・ニューニューヨーククラブ(麻布)
また高級店でもデリバリーやお弁当であればリーズナブルな値段でテイクアウトできます。私は「三と十」「十番右京」の弁当を購入してみました。
グルメな方は麻布に住むことをオススメします。
麻布に住むオススメポイント3:スーパーがとんでもなく充実している。
麻布のスーパーは種類が豊富でレパートリーが充実しています。
麻布には大使館が非常に多いことから、各国ごとに食材が陳列されていて、まるで海外のスーパーに旅行にきているような気持ちになります。
広尾にある「ナショナル麻布」はモルドバのお惣菜が売られていた理、麻布の「日進ワールドデリカテッセン」ではうずらやイノシシなど変わった食材が陳列されていて、買わなくても面白い商品ばかりで飽きないです。
オクトーバーフェストで気に入っていたドイツビールはここで買います。
本当に美味しいお肉を食べたい時は「ナニワヤ 」さんに行きます。家族や友人のお土産にはナニワヤさんのローストビーフを必ず購入します。 麻布に遊びにきたら絶対に購入してほしい一品です。
他にもオーガニック専門の「ビオセボン」でオーガニックなお惣菜を購入したり、フランスの冷凍食品「ピカール」で冷凍クロワッサンやスープを購入したりします。
私が愛用している「成城石井 麻布十番店」は24時間営業なので、残業後や日付が変わってもお惣菜を購入できるのが大変重宝しています。
麻布に住むとスーパーが充実しすぎて外食する必要がなくなってしまいます。
麻布に住むオススメポイント4:ウーバーイーツが便利すぎる。
麻布に住むとウーバーイーツが非常に便利です。
麻布だけでなく、近隣の六本木、三田、広尾、恵比寿のお店も対象となりますので、家にいながら気になるレストランの料理を注文できます。
私は在宅勤務をしていると、1日一歩も外に出られないこともあります。特に雨の日や冬はスーパーに行くのも億劫なのですよね。
そんな時はウーバーイーツに頼っています。参考までに美味しかったお店をご紹介します。ウーバーイーツが使えなくても店舗に足を運んでみてくださいね。
・バーガーマニア(広尾)
・サヴォイ(麻布)
・オーベルジーヌ(三田)
・ソナム(恵比寿)
ウーバーイーツ生活が楽しすぎて運動不足が心配になります。
麻布に住むオススメポイント5:六本木が徒歩圏内である。
麻布に住むと六本木が徒歩圏内になります。私は六本木の施設が好きなのです。
私は2020年8月から六本木ヒルズ49階の「ヒルズライブラリー 」を月額1万円で契約しています。ここで仕事や勉強、読書が捗りすぎてしまうのです。
また「東京ミッドタウン」も徒歩圏内です。そのためディプティックやビームスハウス、ジョンロブなど、ショッピングを楽しむ時も重宝します。リッツカールトン東京もアクセスできます。
他にも「国立新美術館」に徒歩圏内でアクセスできます。麻布に住む際は、六本木も生活圏内になることを意識していました。
麻布には「麻布十番商店街」があります。しかし、こちらは飲食店がメインですので、ショッピングを楽しみたい方は六本木ヒルズかミッドタウンまで足を運びましょう。
麻布に住むオススメポイント6:高級感と下町感のマッチングが絶妙である。
麻布といえば高級住宅街のイメージがあります。実際にその通りで、特に南麻布3〜5丁目、麻布台、三田2丁目、広尾には重厚すぎる超高級住宅街があります。
一方で麻布十番商店街の近辺や三田1丁目には木造のお店や家も残っています。麻布十番駅の近くには「鳥貴族」などのチェーン店やパチンコ店も普通にあります。
麻布のランドマークといえるシティタワーやパークコート麻布十番のすぐ近くの豆腐屋さんでは、豆腐が80円で購入できます。
住む場所があまりにもハイソだと疲れてしまいますが、麻布はレトロな街並みと高級住宅街のマッチングが絶妙で、散歩していて飽きることがありません。
私は東京の下町生まれの人間なので、麻布のレトロな街並みもすごく気に入っています。
麻布に住むオススメポイント7:初めて会う人に覚えてもらいやすい。
麻布に住むメリットとして、初めて会う人にも覚えてもらいやすいというメリットがあります。
私は普通のサラリーマンですが、麻布にはサラリーマンが住むイメージがないため、一人暮らしをしているだけで驚かれることがあります。
初めて会う人に自己紹介するときに、大抵住んでいる場所の話になるので、麻布に住んでいることは非常に強いメリットになります。
住んでいる場所だけで人に覚えてもらいやすいのは、地味ながらも大切なことかなと思います。
それでは麻布に住んでわかったデメリットをご紹介します。
麻布に住むデメリット1:休日の大使館近辺の騒音がひどい。
これは麻布に住まないとわからないのですが、麻布近辺には大使館が非常に多く、休日に騒音を撒き散らす街宣車が来ることがあります。
これは窓を閉めていても部屋の中に聞こえるほどの音量ですし、道を歩いていて近くを偶然通ると大変ストレスが溜まるほどの音量です。
対象となる大使館は「元麻布3丁目」「南麻布一丁目」「麻布台二丁目」にあるので、近くに住まれる方は要チェックです。
対策としては日曜日は外出したり六本木で作業するようにしています。また時間帯や日時も限られているので、その時間帯だけ避けるようにすればOKです。
麻布に住むデメリット2:警察の数に圧倒される。
これはメリットでもありますが、麻布近辺は至るところに警察の見張りがいます。
近くのスーパーに行こうとするだけで数十人の警官に会いますので、その度に少し緊張感があります。
逆にいえば、麻布以上に治安の良い場所はないといえます。交番に行かなくても道の至る所に警官がいるからです。
慣れるまで時間がかかりますが、生活圏内に警察が多いという安心感はすごいです。
麻布に住むデメリット3:家賃相場が非常に高い。
麻布に限らず港区に住む最大のデメリットとして家賃相場が高いことに付きます。
25平米のワンルーム、1Kで家賃12万円はかかりますし、家賃10万円以下のマンションもありますが、大通り沿いで騒音が気になることがほとんどです。
私は今年引越しを考えていました。麻布が素晴らしいので、麻布近辺で少し広めの30平米あたりで検索すると、家賃は15〜20万円に跳ね上がります。
このように少し広めの部屋にしようとすると、どうしても家賃が跳ね上がります。
もし麻布にどうしても住みたいという方であれば、以下の条件でなら共益費込みで家賃10〜12万円の物件が見つかります。
- 平米数は妥協する(18〜22平米)
- 築浅は諦める(築15〜20年を狙う)
- 大通り沿いの物件にしてみる(オススメしませんが気にならない方はぜひ。)
- 東麻布、南麻布2丁目を狙う。(最寄り駅を赤羽橋、白金高輪にすれば少し安い。)
こちらの記事も参考にしてくださいね。麻布に住むことが非現実的でないことがわかります。
まとめ。麻布は最高に魅力的な街。
今回は普通の会社員の私が港区麻布に2年間一人暮らししてわかったメリットとデメリットをご紹介しました。
私は20代後半から麻布に住み、来年頭に賃貸の更新がありますが、3年目も麻布に住み続けることにしました。
私にとっては麻布に住むことで得られるメリットが大きすぎて、デメリットを思い浮かべることが難しいのが本音です。
まだまだ住んでみたい街はあり、南青山、番町、日本橋などに引越しを検討しておりましたが、麻布が非常に魅力的な街であるため住み続けることにしました。
結婚をして2人暮らしになれば引越しを検討すると思いますが、一人暮らしのうちは麻布に住み続けたいと思います。
麻布は観光地としても大変魅力的な街ですので、ぜひ東京に来た際には遊びに来てくださいね。