賃貸契約をしている人:賃貸契約の2年間がたつから、更新料を払うか、引越しするか決めないとなあ。更新料を支払って今の物件に住むことを継続した人は、どんな理由でそうしたのだろう?
タクミです。港区麻布の賃貸に住んで2年が経過しました。
過去に、麻布に住んで感じたことをまとめています。
さて、賃貸契約は2年間のところが多いですが、私も2年間が経過して引越しをするか、更新料を支払って住み続けるか決める必要がありました。
結果としては更新料を支払って今の物件に住み続けることにしました。
今住んでいる賃貸3年目の契約のために、更新料を振り込みしてきました。
— タクミ@シンプル都心ライフ (@steveperry1373) 2021年1月20日
今年は1月から大型出費があり、投資資金に使えるのはもうしばらく先ですが、マイペースにいこうとおもいます。
しかし更新料は高いですよね・・。2021年頭からいきなり20万円弱の大型出費がかかってしまいました。
さて、そんなに更新料がかかるなら引越ししたほうが良かったんじゃない?と思う方も多いと思います。
そこで今回は、なぜ引越しではなく今の麻布の物件に住み続けることにしたのか、その理由をまとめてみました。
港区麻布の賃貸契約の2年が終了。それでも更新料を支払って住み続ける4つの理由
更新料を支払った理由1:今の物件の条件が非常によかったから。
私は物件を調べるのが好きなので、麻布に引越しをしたその日から約2年間、ずっと「次はどの物件に住もうか」と考えていました。
ところが、気がついたら2年が経過していました。
それくらい、今住んでいる物件の条件がよかったのです。
- 家賃は相場より2〜3万円安い。
- 築年数は10〜15年の間で外観もオシャレ。
- 徒歩圏内に魅力的なスーパー、薬局、コンビニがあり便利。
- 閑静な住宅街で落ち着いている。
- 警官が多数いるので、治安が抜群に良い。
- 保証会社がしっかりしている。
- 住所のブランドがすごい。
- 南向きで住み心地が良い。
- マンションの半分より上の高層階。
- 管理人さんが丁寧。
- エレベーターでクラシック音楽が流れている。
- 「マンションノート」などサイトのレビュー評価が高い。
唯一の欠点は、部屋が狭いことだけです。
しかし私はモノが少ないので、今の部屋の広さでもそこそこ快適に暮らせています。
「ここまで条件が良い物件はないよな」と2年住んでみた今でも思います。
なお、今の物件は「内見なし」でネットに公開された次の日に不動産会社に申し込みの連絡をしていました。
もし条件にあった物件を見つけたら、下調べや内見をしているとすぐに取られてしまうので、「内見なし」で契約することも考えてみましょう。
更新料を支払った理由2:他に住みたい地域の家賃相場が高かったから。
2年間住んでみて実感しましたが、麻布はとても魅力的で住みやすい場所です。
将来は永住できたら最高だなと本心から思っています。
それでも若いうちに色々な場所に住んでみたいという欲もあります。
私が麻布の次に住む場所として候補にあげていたのが以下の場所です。
- 港区南青山
- 渋谷区代官山町
- 千代田区番町
神楽坂、麻布と高級住宅街に住んでみて、次はどこにしようかと考えていました。
特に第一候補だった南青山は、いくつか条件の合いそうな物件があり、実際に自転車で近辺の住環境を確認しに行きました。
しかしどの物件も想像よりも家賃相場が高く、特に「単身一人暮らし」用の物件がそこまで多くないことを知りました。
そう考えると同じ港区でも「麻布」「芝浦」「芝公園」「六本木」「高輪」は単身用のマンションがたくさんあるので、価格競争になりやすく穴場なのだと知りました。
私の家の周りでも次々にマンションが立ち並んでいます。
一方で南青山は単身用マンションもありますが、ファミリー向け、もしくは一軒家が多く、家賃は16万円からと非常に高額です。
千代田区番町も一人暮らし用の物件は少なく、代官山町も同じく候補の物件が少なかったです。
当たり前の話になりますが、高級住宅街には一人暮らしで住みやすい物件は少なく、見つかってもすぐに埋まってしまいます。
日々、物件情報をリサーチして、本当に条件にあった場合に引越しをしたいと思います。
更新料を支払った理由3:引越しするまでに貯金を増やしたいと思ったから。
私は、賃貸の更新料を支払うくらいなら次の物件に引越しをした方が良いと考えていました。
しかし引越し先の物件の家賃が高くなればなるほど、引越しの費用は高騰してしまいます。
私は2年前、麻布に引越しをした時に、引越し費用を引くと貯金は80万円しかありませんでした。
当時は貯金を意識した生活をしておらず、麻布に引越しを決めた時も「この貯金額でいつまで住み続けられるのだろうか」と常に心配をしていました。
その後、破産が怖くて家計簿を本格的につけ始めたことで、今では2年前の7倍程度にまで貯金をすることができました。
なので、2年前と比較して、少々家賃や初期費用が高くても引越しすることに問題はない状態です。
しかし、せっかくの貯金を、そこまで気に入った物件がないのに「2年間が経過したから」という理由で減らすのはもったいないと考えました。
そのため、本当に気に入った物件が見つかれば数ヶ月後には引越ししていると思います。
あくまで更新日までに本当に引越ししたい物件がなかったというだけです。
とはいえ、引越しをするまでに引き続き貯金額は増やしていきたいと思います。
前回の引越しの時のように、貯金がなくなる不安に怯えるは避けたいと考えています。
更新料を支払った理由4:2年間で得られた経験の多さに驚いたから。
今回の賃貸の更新を控えて、実はより多くの貯金をするために「賃料の安い地域への引越し」についても考えていました。
今の賃貸に住んでいても、年間200万円以上の貯金はできることはわかりましたが、家計簿を振り返ると、一番負担が大きいのはやはり「家賃」でした。
家賃を減らす方法はいくらでもあります。
今の物件と同じ間取りや条件でも、地域が変われば東京都内でも7〜8万円にすることはできます。
現在の家賃は11万円なので、毎月3〜4万円の家賃が貯金できるのは大きなインパクトがあります。
他にも、私の場合、東京に実家があり、部屋も空いています。
仕事がテレワーク主体になったので、部屋の狭い麻布の家よりも、むしろ作業スペースに余裕がある実家の方が仕事が捗ることがわかりました。
そのため、たまに実家から仕事をすることもあります。
それならば実家に帰れば年間130万円もの家賃、そして年間20万円の光熱費・通信費、年間45万円の食費代が貯金に回せることになります。
それでも麻布に住む理由は、麻布に住んだことで得られた経験の多さにあります。
- いつでも東京タワーを見れる
- いつでも高層ビルからの夜景を見れる
- いつでも世界各国の料理が楽しめる
- いつでも話題のお店にアクセスできる
- いつでも多種多様なイベントを楽しめる
数年前までは、テレビで話題になったお店に徒歩圏内でアクセスできたり、散歩途中に東京タワーを見に行ったり、スーパーに行けば世界中の食材を買うことができたり、六本木ヒルズで仕事をしているとは想像していませんでした。
何気なく家の周りを歩いているだけで、日々新鮮な景色を楽しむことができます。
2年間たった今でも、近隣を散歩すると新しい店を発見したり、東京ミッドタウンや六本木ヒルズで期間限定イベントをやっていたりと飽きることがありません。
確かに家賃や物価が高いというデメリットはありますが、それだけのお金を支払ってでも、麻布に住んで正解だったなと今でも思います。
このように、たった2年間の麻布の一人暮らしでも、今までの数十年の生活とはまた違った非常に多くの経験をすることができたので、今の物件に住み続けることにしました。
まとめ。次に引越しをする時まで貯金を貯めよう。
今回は、港区麻布の賃貸契約の2年間が終わっても、更新料を支払って住み続けることにした理由についてまとめました。
実は2021年1月現在、私の周りでは引越しする人が増えています。
それはテレワークが主体の働き方になったことで、もっと賃料の安くて広い、自然のある場所に引越しをしたいという人が増えたからだと思います。
一方で、私のように都心の生活に憧れている人もたくさんいらっしゃると思います。
人それぞれ好みの住環境は異なると思いますが、私のブログでは都心に住んで都心ライフを楽しみたいという方が対象になっています。
都心ライフをする上で、生活コストが通常よりも高くなるのは仕方のないことです。
それでも家賃補助のある企業に就職、転職したり、格安simを使ったり、家計簿をつけて無駄な支出を最適化すれば、私のように普通の会社員でも好きな場所に住むことができます。
また、賃貸契約は怖いなあという方は、シェアハウスやAirbnbを使ってお試しで都心部に期間限定で住んでみることも楽しいかも知れません。
港区麻布に2年間住んでわかったことは「住環境は想像していたよりも重要だ」ということです。
まずは、住みたい場所があれば、その場所に住むためにいくら必要なのかをシミュレーションしてみるのがオススメです。
私は港区に住む前から東京都内の家賃相場をひたすら検索していましたが、これにより「港区でも穴場はあるのか」ということを知れました。
興味があった物件は内見だけしてみることもやっていました。当時は本当に港区に住むとは考えていなかったです。
ということで「住みたい場所があれば住んでみよう」というのが結論にはなりますが、そうはいっても家賃やお金の心配は尽きないと思います。
まずはコツコツと貯金額を増やしつつ「どうしてもここに住みたい!」という物件が出てきたタイミングで思い切って住んでみると、意外になんとかなると思います。
もし「将来はここに住んでみたい」という場所がある方は、まずはその地域の家賃相場を調べてみることから始めてみましょう。
住環境を変えると得られるものがたくさんありますので、ぜひお気に入りの地域や物件を探してみてくださいね!