シンプル都心ライフ

都内で働くITエンジニアの都心ライフ。主要キーワード:大学院/TOEIC/就活/都心ライフ/ホテル/SPG/米国株投資/副業

会社員をしながらブログ歴4年目になってわかったこと【挫折の連続】

f:id:steveperry1373:20210525203647j:image

会社員をしながらブログ発信をしたい人:会社員をしながらブログ発信できたら楽しそうだ。でも、時間もかかりそうだし、収益化も難しそう。実際に会社員をしながらブログを更新している人の話を聞きたい。

 

タクミです。

 

会社員をしながらブログを4年間継続しています。

 

削除した記事を含めると1記事あたり2000〜5000文字の記事を1000記事以上書いてきました。

 

私が初めにブログを更新したのは2017年4月の社会人2年目。

 

現在は2021年5月ですから、会社員をしながらブログを更新してきて4年目になります。

 

会社員は総合職としてフルタイムです。月の残業時間もバラバラで月0時間から70時間まで様々です。

 

そんな状態でブログを更新してきてわかった「会社員をしながらブログを4年更新してわかったこと」をまとめてみました。

 

会社員をしながらブログの更新を始めてみたい!という方の参考になれば嬉しいです。

 

 

 

会社員をしながらブログ歴4年目になってわかったこと【挫折の連続】

会社員の忙しさとブログ更新頻度は関係ない。

「会社員やりながらブログ更新をするなんて、いつ休んでいるの?」という声があると思います。

 

ご指摘の通り、会社員をしながらブログを更新すると、休みの時間が減ります。

 

本業の仕事以外の時間のほとんどをブログ更新するのですから、自分の休みの時間はほとんどありません。

 

会社員をしながらブログを更新するのは「時間との戦い」になります。

 

それなら、会社の有給を使ったり長期休みになったり、残業0の時期になれば、大量にブログの更新ができるかと言えば、実は全く違います。

 

むしろ「仕事が忙しいほうがブログを更新する気持ちになる」のです。

 

会社員であれば、日中は仕事に集中していますから、仕事モードの「オン」の状態のまま、昼休みや仕事終わりにブログを更新することができます。

 

また仕事をしているときにふとブログのアイディアが浮かんできたりします。適度な刺激があるとブログを書こうという気持ちになるのです。

 

一方で、有給休暇や長期休み、残業なしのときは、仕事オフモードに切り替わってしまい、仕事による刺激も少ないので、ブログを書くスイッチが入りにくいのです。

 

そのため「会社員として忙しく働いているとき」のほうが、ブログの更新頻度が高かったりします。

 

このことから、ブログの更新に限らず「何かを始めようとしているけど時間が足りない」ということはなく、それは「やる気がでない」だけであることがほとんどです。

 

時間が足りないのは誰でも同じです。また時間があっても無駄に使ってしまうことがほとんどです。

 

会社員をしながらブログを更新することは、実は相性が非常にいいのではと思います。

 

 

 

会社員とブログを並行するとプライベートが犠牲になることがある。

会社員としてフルタイムで仕事をするだけでも十分すごいと思いますが、それに加えてブログを更新することになれば、プライベートに影響が出てきます。

 

私自身はブログの更新が趣味になるくらい「好き」なので、たとえブログのアクセスの調子が悪くても4年間もマイペースにブログ更新を続けられました。

 

しかし、ブログを書くことによってプライベートに悪影響が出ることがあります。

 

たとえば、私の場合、過去にデートをしていてもブログのことについて、熱く語ってしまうことがありました。

 

常にマックブックを持ち歩いていましたし、どこかに出かければそのことについて記事にしていました。

 

すると、相手からすれば「自分よりもブログの方が大事なのか」と思われてしまい、その結果、愛想を尽かされてしまうこともありました。

 

他には、ブログやTwitterで発信したことをきっかけにして、喧嘩に発展したこともあります。

 

今では、過去の反省を元にして、ブログの話はパートナーには全くしなくなりました。

 

仕事とプライベートをきっちり分けることができないと、プライベートが犠牲になってしまう可能性があるので、注意しましょう。

 

 

 

ブログのモチベーションを維持するのは本当に大変。

会社員をしながらブログのモチベーションを維持するのは本当に大変です。

 

特に一人暮らしで家事や自炊をする必要がある人であれば(私もです)、ブログの優先順位はどんどん下がってきてしまいます。

 

私は、ブログ1記事あたりの文字数は、最低でも2000文字を書こうと決めています。

 

小学生の頃、読書感想文を4年連続、「ああ無常」にするくらい、本を読むことも文章を書くのも興味がなかった私ですから、400文字の原稿用紙を5枚以上書く必要があるブログがいかに難易度が高いかお分かりだと思います。

 

これについては4年間、月に100記事以上更新した時期もあれば、週に1記事も更新できない時期も経験してきて、「ブログは書きたい時にしか書けない」ということに気づきました。

 

ピアノの練習と同じで、練習しない日が1週間、2週間、1ヶ月と空いてしまうと、サボった分、自分の技量が衰えてしまったことに気づくのが嫌で、もっと練習しなくなります。

 

そのため、ブログなら「毎日パソコンに向かう」ことを目標にして、どうしてもブログがかけない時は、YouTubeやTwitterを見て、その日はブログを書くことを諦めます。

 

本業の仕事とは異なり、個人のブログですからブログを更新するのもサボるのもどちらでも問題ないからです。

 

とはいえ、ブログを更新する習慣が戻ってくると「本業も家事もこなしながら、ブログも更新できた!」という最高の自己肯定感を味わうことができます。

 

将来、結婚して子供ができ、仕事がもっと忙しくなったとしても、ブログはマイペースに更新していきたいと思いました。

 

 

 

ブログのモチベーションを「アクセス数」「収益」にすると絶望する。

ブログを更新してきてわかったことは「人間は右肩上がりの状態でないとモチベーションを維持できない」ということです。

 

ブログ人生を振り返ると、ブログ1年目は1年間「収益0円」だったので、モチベーションは全くありませんでした。

 

ただ20代半ばで体力も希望もあったので、「ブログの記事数が増えていけばアクセスも収益も増えるだろう」とがむしゃらにブログを更新し続けていました。

 

ブログ2年目は本当にブログが楽しかった時期です。アクセス数が月に1万回を突破し、収益も1000円以上安定して入るようになりました。

 

ブログの運営費は年間1万円程度ですから、月に1000円以上の収益化ができれば「黒字」になります。

 

そのため、アクセス数も収益化もできたブログ2年目は、さらにブログを更新し続けていました。

 

しかしブログ3年目になり、月間アクセスも4万 回を超えて月に2万円ほどの収益が入ったり、クレジットカードの3万円分の紹介が複数入ったりと調子が良かったのですが、感染症以降、一気にアクセスと収益が下がりました。

 

ブログを更新しても更新してもアクセス数も収益も下がる一方、その後、下がり切ってからは横ばいの状態が続くと「いくらブログを更新しても無駄なんじゃないか」という気持ちになり、モチベーションはさらに下がります。

 

このように、人間は「過去よりも成長しているという実感」がないと、モチベーションが下がってしまうのだということに気づきました。

 

本業でも同じですが、私の会社では「年功序列」で年収が年々増えていきます。

 

しかしある程度の年次になれば、年収は横ばいになるようです。残業の有無、業績、評価によっては前年度よりも年収が減ってしまうことも考えられます。

 

将来的に、年収が増えずに横ばいになったり、下がった場合に、どのようにモチベーションを保つのかは、今の段階から考えておきたいです。

 

話を戻しますが、ブログは必ず「栄枯盛衰」の状態を経験します。調子が良くてもすぐにダメになったりします。

 

それでも私はブログを更新し続けて良かったと思っていますし、今後もブログは継続していく予定です。

 

ブログのモチベーションを保つのは想像以上に大変ですが、だからこそ継続できれば大変な自信につながります。

 

会社員としてではなく「個人として」評価されている感覚が楽しい。

会社員としてブログを更新していると、「会社員」ではなく「個人」として評価される感覚があり、楽しいです。

 

会社員の場合。安定した給与や雇用と引き換えに、ほとんどの場合「組織のチームプレイ」で評価されます。

 

そのため「個人で評価されたい」と思っても、特に若いうちは評価はされにくくモチベーションが上がりにくい状態になります。

 

一方で、ブログであれば、アクセス数や収益など、自分の力で「0を1に」する経験を積むことができるので、「個人として評価された感覚」を強烈に味わうことができます。

 

それこそ、私はブログのアクセス数が下がったといえども、過去3年間は月間アクセスが1万回を切ったことはありません。

 

累計のアクセス数も100万回を目前に控えています。

 

そして、ウェブサイトやホームページを制作してわかることですが、月間1万回のアクセスを集めるだけでもなかなか大変です。

 

利用者が限定されているようなニッチなサイトであれば、数ヶ月かけて開発したウェブサイトであっても、月に1000回のアクセスを稼ぐことも難しい場合があります。

 

その一方で個人のブログというサイト運営を通して「自分一人でも月に1万回はアクセスしてもらえるサイトを作れた」実績は、私の中では大きな自信になっています。

 

もちろん、結果が出るかどうかはブログを書いてみないとわかりません。

 

1年間継続してブログを更新したり、デザインをこだわったり、1記事1万文字の超大作の記事を量産しても、内容によっては月1000回のアクセスを集めることも難しい場合もあります。

 

とはいえ、ブログの運営費は「年間1万円」程度で、会社員であれば1日分の給与レベルです。

 

それで1年間、遊び尽くせると考えれば、「ブログをゲーム感覚で楽しむ」ことができれば、非常にコスパの良い遊びになります。

 

「ブログで副業して稼ぐぞ!」と意気込んでしまうと、大抵の場合、挫折すると思います。

 

私が愛読していた過去に月10万円以上稼いでいたブログのほとんどは、現在は更新を停止していたり、収益が大幅に下がっていたりします。

 

ブログで収益化や不労所得は本当に難しいです。というより記事を更新し続けないとアクセス数も収益も下がるので「ブログは労働集約型」です。

 

「会社員をしながらブログで稼ぐ」というモチベーションを持ってトライする人が多いと思いますが。仮にブログが成長しなくても、「ブログを書くのが楽しい」という考え方に変化できれば、ブログを継続することができると思います。

 

まとめ。会社員をしながらブログを更新してみよう。

今回は会社員をしながらブログを4年間更新してきた私が、ブログを更新してきてわかったことを正直にまとめました。

 

ブログを更新することのメリットばかりが目立つこともありますが、大抵のブログは成長せず、アクセス数も収益も伸びない状態では、ブログを書くモチベーションも下がる可能性が高いです。

 

それでいて、プライベートの時間も犠牲にする必要があるので、プライベートを充実させたいという人には、会社員をしながらのブログ更新は向いていないと思います。

 

それでも私はブログを4年間更新してきて本当に良かったと思います。

 

今の本業が続いているのは、ブログを描き続けていたことも理由の一つだと思います。

 

それは、「会社員としての安定した給与があるからこそ、ブログで儲けを度外視して好き勝手な記事が書ける」からです。

 

もし、会社員をやめて、ブログだけで独立しようとすれば、せっかく自由な時間ができても売りたくもない商品について記事を書いたり、ブログのアクセス数の増減に神経をすり減らす毎日になってしまうと思います。

 

ブログに限らず、会社員としてYouTubeやインスタグラム、Twitterの発信活動をしている人も増えてきた印象があります。

 

私は会社員としての仕事のみでなく、個人がどんどん情報発信をしていけば良いのではと考えています。

 

その理由は「情報を受けるよりも発信する方が楽しいから」です。

 

いくらコンテンツが面白いと言っても、YouTubeやAmazon Primeの映画をいくらみても、自分がコンテンツを作成していないと、いずれ飽きてしまいます。

 

会社員をしながらのブログ発信は時間やモチベーションとの戦いになるので大変ですが、それ以上に楽しい経験や自信、そして少しばかりのお金を手に入れることができる可能性があります。

 

今回の記事が、これからブログ発信などの活動をしようとしている人、ブログを初めてみたけどモチベーションが維持できず挫折しそうな人の参考になれば嬉しいです。