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AI(人工知能)の精度が向上すると、ほとんどの仕事がなくなる。逆にお金になる仕事とは?

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落合陽一さんのAIの本を読んでから、ほんとに今の仕事続けていくことができるのかよく考えるようになりました

 

筆者もIT系の仕事についているので、時々他のIT会社新技術を見に行くことがあります

 

最も驚いたのは、とある企業ではある1つのメール文をAIが解釈して、書き手が何を思っているか、怒っているのか、喜んでいるのかまでわかるように解釈のレベルが上がっていることです

 

この新技術を見たときに、筆者はこれはほとんどの仕事が本当になくなるなと思いました

 

それではどのような仕事がなくなり、どのような仕事が残るのでしょうか

 

 

 

 

 

筆者が独断で解説。AI (人工知能)によってなくなる仕事となくならない仕事とは

 

レジのアルバイトは全員いなくなる

 

先日、家の近くのスーパーで買い物したときに、40代の女性が対応してくれました。

 

しかし、目線もあわせず声もとても小さかったので、ふとこれだったら自動精算できるコンビニのほうがレベルが高いと思いました

 

もちろん、最低限の袋に入れてもらったり、レジでお釣りをくれると言う事はやってくれたのです。

 

しかし、例えば筆者はスーパーでもコンビニでも、ほぼ100%クレジットカード支払いです。アメックスゴールドですべての清算をしています。お釣りを計算するのを待つのがいやだからです

 

まだまだ、自動清算のレジは少ないですが、コンビニでは時々機械で清算できる場所が増えてきました。スーパーでも時々ありますよね

 

残念ながら、そのような場所ではまだクレジットカードが使えないところが大多数です。今までで1番驚いたのは、ディズニーランドに行ったときの、ニューデイズのコンビニです

 

自動精算ができることに加えて、Suicaでの支払いが可能でした。これがSuicaではなくクレジットカードになったらもう言う事はありません

 

そして、オーストリアやプラハに行った時に気付いたのですが、海外ではクレジットカードでの自動精算が可能な場所が多いです。それだけクレジットカードを日常使いすることが増えているのですね

 

今後、レジはどんどん自動化されるはずです。高級ホテルなどおもてなしをサービスとする場所では、まだまだ人間の対応が必須ですが、ことレジに関しては、ほとんどのバイトの人よりもAIのほうが効率が良いと判断されると思います

 

おもてなしの日本のサービスは絶対お金になる

 

逆に、AIでは絶対にできないこと。それはおもてなしです

 

筆者が愛用しているスターバックスなどは、コーヒーは正直割高ですが、スタッフのおもてなしが素晴らしくとても気に入っています。

 

また、海外の人が日本に来て驚くことが、百貨店などでおもてなしがすばらしいと言うことです。

 

海外では、高級ブティックであったとしても、お客を選んで接客することが多いですが、日本は誰に対してもおもてなしをする精神があります。

 

結論から言えば、人間はおもてなしを求めているんです。高級な時計や、服などのブランド品が売れるのは、物自体の質が良いという以外に、接客が素晴らしいからと言うのもあります。

 

高級ホテルに限らず、おもてなしサービスが今後はお金になると思います。

 

逆に、高級ホテルでも、高飛車な対応する人も当然いますので、そういったホテルは潰れます

 

 

 

宅配サービスも全て自動化される

 

筆者は、宅配ボックスがあるのであまり意識はしていませんが、宅配ボックスがない人にとっては、アマゾンや楽天などのネットショップで頼んだ商品がいつ届くかがわからずイライラするというのがあります

 

また宅配ボックスがあったとしても、本人がいなければ受け取れない貴重な書類等は、いくら宅配ボックスがあっても本人がいないといけません

 

荷物を取るためだけに家にこもりきりになったりと言うのはとてもストレスが溜まります

 

また最近ではサービスのレベルが上がりましたが、少し前までは宅配業者が荷物を持ってくる時間が遅れたりすることが多々ありました

 

最近ではそんな場合は、商品の発送が遅いと言う理由でキャンセルすることができるようになりましたので、そこまでストレスではありません

 

しかし、配送業者からすると、これだけネットの購入が膨大に増えたことで、業務量が死ぬほど増えているはずです

 

要は慢性的な人不足のはずなのです。であれば、指定した住所にものを自動で届けられるようなシステムができれば、この問題は解決できます

 

さすがに物理的な移動が発生するので、商品を倉庫から個人の家やオフィスまで運ぶ方法はまだ思いついてはいませんが、近い将来、配送に関しても自動化されるのではないかと思います

 

配送業者は、なかなかおもてなしという面では微妙です。それは厳しいノルマがあり、1日数え切れないほどの商品を運ぶ必要があるからです

 

どうしても商品の配送が急ぎになってしまうんですね。すると一人ひとりの対応が流れ作業になってしまいます

 

ありえるとしたら、AIによってどの順序で家を回れば効率的に商品を配送できるか、配送業者が知ることで、少しでも時間に余裕をもって、おもてなしのサービスができるようにはなるはずです

 

配送に関しても、おもてなしと言うところを意識しなければ、人間は必要なくなってくるのではないかと思います

 

資料の作成をする人たち

 

筆者も含め、会社での仕事と言うと資料作成がメインになることが多いです

 

資料作成に使うのは、ほとんどはExcel、Word、PowerPoint等のオフィスですよね。最近ではあるIT会社の人が、AIを使って自動で資料作成する技術を発明しました

 

まだまだ精度は低いのですが、ある程度書きたい内容を入力しておくと、機械学習によって、AIが表現やレイアウトを考えて自動で記入してくれるそうです

 

資料作成に慣れているベテランであれば問題はありませんが、筆者のようにまだ若手で資料作成に慣れてない人にとっては、ある程度自動で作ってくれて形ある方がとてもやりやすいです

 

そもそも資料作成のスキル、と言うのは正直必要ないと思ってます。細部のレイアウトを時間をかけてなおすというのは、AIの方が圧倒的に得意です。

 

コンサルタントの会社では資料作成のスキルがお金につながるので、命をかけて資料作成をしてると思います。

 

とは言え、機械学習によってお客様が本当に理解できる表現を瞬時に入力したり、誤字脱字を一瞬で判断したり、あるいは人が喜ぶような色だったりを瞬時に入力してくれるAIの機能があれば、資料作成に莫大な時間をかける必要はなくなるはずです

 

文字入力と言うのはとても高度な気がしますが、実際にはめちゃくちゃ精度が向上していて、いま筆者が音声入力をしているように、文章の前後の脈絡を読み取って勝手に変換してくれるようになりました

 

機械学習のレベルは指数関数的に上がっていきます。将来資料を作るような仕事がほとんどなくなると思っています。

 

これだけITが発達しているので、そのうち、機械学習によって、質が高いと思われるPowerPointの資料、リアルタイムに読み込んで、打ち合わせのたびに、最適な形で表示されるようなものができるはずです

 

そうなってくると、ただ資料の作成が上手いだけでは仕事がなくなってしまいます。やはり最後は人と人との打ち合わせですので、コミニケーション能力であったり、相手を配慮したおもてなしがお金になるはずです

 

まとめ。AIでほとんど仕事はなくなりますが、おもてなしなどのサービスがお金に変わります

 

まとめますと、今後はおもてなしというサービスがより重要になってきます。

 

本当におもてなしだけでお金が生まれる時代になるはずです。なぜなら日常のほとんどのことがAIによって効率化されてしまうので、最後に残るのは結局人と人とのやりとり、つまりコミュニケーションしかないからです

 

その意味では、スターバックスはまだ残り続けると思います。逆に安いだけ売りにしている珈琲店はどんどん潰れていくはずですし、同様に個人経営のお店もかなり厳しいはずです

 

飲食店に関しては、AIによって人間にとっておいしいと感じる料理をどこでも簡単に作れる時代になってしまうかもしれません。

 

すると、AIによって人件費のかからなくなったことで、商品の値段が安く効率化されたチェーン店の方が、小規模でやっているちょっとした高級料理店よりも売り上げが上がるはずです

 

私が危惧しているのは、むしろ高級ホテルや高級料理店の方です。食べログ等のおかげで、今では評価がある程度適正に判断されていると思います。

 

しかし、期待度が高いと言う事は、それだけ期待を裏切ることもあるということです。

 

ただ外装だけがゴージャスであったとしても、ただ味がおいしいだけだったとしても、今後はお店としてやっていけないはずです

 

 AIによって、高級料理店の味が普通のチェーン店でも平均して出せるようになってしまう可能性があるからです。

 

寿司職人も10年も修行しなくとも、1、2年でプロになれる時代ですし、AIレシピのように、ど素人であっても、焼き加減、茹で加減、使う材料をAIが教えてくれれば、ミシュラン以上の料理を自炊できるかもしれません

 

私も含め、AI社会では、いかにおもてなしのサービスを充実させるかということに焦点を置くべきかもしれません

 

 参考図書はこちら!

超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト

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