シンプル都心ライフ

都内で働くITエンジニアの都心ライフ。主要キーワード:大学院/TOEIC/就活/都心ライフ/ホテル/SPG/米国株投資/副業

仕事は知識量があれば大抵解決する

f:id:steveperry1373:20230930170435j:image

タクミです。

 

仕事は知識量があれば大抵解決する、と最近は思います。

 

20代の頃は、仕事はセンスや人柄が重要。というふうに思っていました。

 

自分が思っていたほど、仕事をうまく進められない、という気持ちが常にありました。

 

最近では、そのような考えはなくなり「仕事で困ったら知識量を増やせば解決する」という単細胞な考え方になりました。

 

 

 

仕事は知識量があれば大抵解決する

年功序列の会社では40〜50代が圧倒的に有利

仕事に必要な知識は大きくわけて2種類あります。

 

  1. その会社の中で知っておくべき知識
  2. その会社以外でも通用する知識

 

よく転職市場で価値があると言われるのは2のほうですが、所属している会社で評価されるには1の知識の方が重要になります。

 

わからないことは、会社内の誰かが必ず知っています。仕事を進める上では、その人とのコネクションがあるかどうか、が重要になります。

 

同じ部署、他の部署など、多くの人とのコネクションを持つには、「年数」が重要になります。

 

そのため、20代、30代よりは、40代〜50代の社員の方が、社歴が長い分だけ、社内のコネクションがあるので、仕事をスムーズに進められます。

 

逆に、転職や部署異動で新しい環境で働くことになると、いったん、今まで培ったスキルをリセットする必要があるので、可能であれば同じ部署で長年働けるほうが有利になります。

 

転職をしなくても汎用的なスキルは必要

社内のコネクションがあれば、わからないことがあってもすぐに解決できますので、仕事をスムーズに進められます。

 

一方で、今の会社以外でも通用する知識というのは、「会計」「IT」「語学」などのスキルになります。

 

「簿記」はどの会社でも必要な知識ですし、「IT」を全く使っていない会社はほぼありません。「語学」についても日本の会社でも「英語」や「中国語」を使った部署も年々増えています。

 

一方で、「人柄のよさ」「長時間仕事ができて体を壊さない体力」「コミュニケーション能力」のようなスキルも重要です。しかし、これらは重要ではあるものの数値化しずらく、差別化になりにくいです。

 

サービス業など、接客のクオリティが売上に繋がる業界を除き、ほとんどの企業では「知識力」がものをいいます。

 

転職をする人は資格試験の有無を履歴書に書く必要があり、そこでプラス評価される可能性がありますし、転職しない人でも、部署異動などで担当するものが変われば、新しい知識が必要になります。

 

ということで、仕事で行き詰まった時は「その会社内の業務知識、もしくは社外でも通用する知識のどちらかが不足している」というのが答えで、これらはセンスではなく、時間をかければ解決できます。

 

なので、せっかく入社した会社で、3〜5年しか仕事をしていない状態で、次の会社のように転職してしまうのは、少しもったいない気がします。

 

思考停止で同じことを続ける能力は重要

自発的に物事を考える癖がある人は、少しでも仕事でうまくいかないと、色々とうまくいかない理由について、仮説を立てると思います。

 

  • 仕事のセンスが足りない
  • 努力が足りない
  • 上司に好かれる努力をしていない
  • 業界に合っていない
  • 雇われて働くことに合っていない

 

どれもそれらしい理由ですが、ほとんどの悩みは「時間」が解決してくれます。

 

私自身、社会人8年目になって、ようやく少しだけ「仕事の進め方」が理解できるようになってきて、今までよりも仕事のモチベーションが高くなりました。

 

それに合わせて、仕事以外の時間も勉強をするようになり、それがまた本業の仕事に役立つというプラスのスパイラルに入ってきています。

 

仕事でうまくいかないときには色々と考えたり、本やネットで解決方法を探したり、人に相談したりします。

 

しかし、結局のところ、「思考停止して自分のスキルが高まるのをじっくり待つ」という戦略が、実は地味ながら有効な方法だと思います。

 

まとめ。仕事で行き詰まったら時間をかけよう

大手企業では1万人を超える社員数がいます。グループの連結子会社を含めると10万人を超える企業もあり、私もこのような企業に勤める1人です。

 

このような企業では、同年代だけでも300人以上います。そのうち90%以上の人は受験勉強で成功し、かつ就職活動も突破してきた優秀な人たちです。どの大手企業も同じ状態だと思います。

 

これだけの優秀な人がいると、当然、ずば抜けて優れた人も何人もいます。その人と比較すると、自分のスキルが非常に低いので残念な気持ちになります。

 

しかし、結局は時間をかけることで、仕事は少しずつできるようになります。

 

仕事に行き詰まると、どうしてもネガティブな気持ちになり、「環境を変えよう」と思ってしまいがちです。

 

特に現代は転職も当たり前になりましたし、インターネットでも簡単に稼げるようになりました(生活できる金額を稼げるかは置いておいて。)

 

しかし、案外、ただ時間や年数をかけていくだけでも、仕事の知識や経験値がついてきて、それなりに仕事ができるようになっていきます。

 

また、どうしてもハードルが高い仕事を任せられていた場合は、部署異動や配置転換で仕事の量やレベルを調整してもらうこともできます。

 

仕事は知識量があれば大抵は解決できます。必要な知識量がつくまでの間は、時間がかかるかもしれませんが、じっくり腰を据えて今の環境でコツコツ仕事を続けるのも良いのでは、と最近は思うようになりました。