知識が0のことを初めから独学で学ぶには時間がかかります
できることならスクールなどにお金を投資した方が、時間対効果は良いでしょう
特に難易度の高い分野や、抽象度が高く、専門家が必要な分野は、できるかぎり社会人でも学生でも
お金を使って専門家からスキルを教えてもらうのが早いです
しかし、専門家がいないような分野を学ぶ必要があるときはどうすべきでしょうか
例えばTOEICは日本には数多くの先生がいます
レッスン料を払えば、TOEIC800〜990点のスコアをもつ先生から、英語のスキルを学ぶことができます
参考書も豊富にありますので、なんとか独学することもできます
タクミも独学でTOEIC900近い点数を取っています
しかし、例えばあまり情報が流通していない分野だと、そもそも先生がいなかったりします
数万円出してもいいから、専門家に習いたいと思っても、
そもそも需要がない分野であったり、新規の分野は
まだまだ専門家が少ないのです
というわけで、今回は初心者におすすめ!の知識0のスキルを学ぶためのフローをご紹介します
タクミは、この方法でたった5日間で、未経験の分野のIT知識をある程度取得して、初心者向けに人前で発表できるレベルになりました
初心者にもおすすめ!知識0のスキルを学ぶためのフローとは?
ステップ1:知識0の分野はとにかく「ググる」
Twitterにもこんなつぶやきをしました
全く知識0のことを理解するながれ
— タクミ@シンプル都心ライフ (@steveperry1373) 2018年9月11日
1:知識0の中でググりまくる
2:用語1つ1つの意味がわかる。しかし文章は理解できない
3:少しずつ文章が理解できる。しかし説明することができない
4:少しずつ説明できる。もっと説明がうまくなりたくてググる
5:気がついたらちょっとした専門家
とにかく5日間あるなら、初日をフルで潰して徹底的にググりましょう
参考:落合陽一さんの勉強法「とにかくググる」が良かったので、まとめてみた - シンプル都心ライフ
現代の天才と言われる落合陽一さんも、「とにかくググる」勉強法を推奨してます
※もっといい方法は、海外の研究論文をgoogle翻訳で読むことと説明してますが、上級者向けなので割愛
Googleで検索すれば、8〜9割型のことは解決します
特に日常生活の知りたいことや、ちょっとした疑問なら、すぐに理解できます
しかし、そもそも需要がない分野であったり、新規の分野は
情報自体がウェブサイトに共有されていません
いくら検索しても日本語ページで知りたい情報が引っかからないのは、以下の理由です
- 検索方法が間違っている
- そもそも情報が公開されてない
- 日本語のページには存在しない
検索方法は、必死にキーワードを変えてしぶとく検索すれば良いのですが
そもそも情報が公開されてない場合は、諦めてアマゾンから書籍を購入する
もしくは「カーリル」などの図書館検索サイトから、キーワードを検索してみましょう
そして、盲点となるのは「日本語のページには存在しない」です
つまり、Googleの英語版のページで、英語で検索すれば良いのです
例えば「お金 稼ぎ方」と検索すると3000万件程度の情報が出てきます
一方で「how to make money」と検索すると、なんと27億件ヒットします
ざっと300倍の情報量の違いです
英語は、Google翻訳の精度がAI(人工知能)で、以前よりも圧倒的にクオリティが上がったので、
どうしても情報を得る必要がある人は英語での検索もチャレンジしてみてください
ステップ2:単語を理解できる。次は文章を理解するためにwikipediaを使う!
なんとか検索でググりまくると、単語などの知識はなんとなくわかってきます
次のステップは「文章の意味を理解すること」です
英語でも、英単語を覚えても、英文を読むには文法が必要です
しかし、日本語であれば単語がわかれば、次に必要なのは「背景知識」です
タクミの場合は、用語の歴史などをwikipediaでだらだらっと眺めてみます
すると単語と単語が、突然リンクする瞬間がおとずれます
Wikipediaがすごいのは、情報と情報がリンクしていること
まだまだ情報量が不十分な分野は未整備ですが、だいたいのことはwikipediaに書いてあります
Wikipediaも近年はデタラメが減り、情報の精度が向上しています
そもそも100%正しい知識を得られなくてもいいのです
なんとなくでもいいから、文章で書いてある内容が何を伝えたいのかを理解できるようにしましょう
ステップ3:文章を理解できているか確認するには「誰かに伝えること」
さて、ステップ3まで進めば、すでに初心者は卒業です
単語の意味も、文章としての意味もある程度は理解できます
しかし、さらに理解を深めるには「誰かに教えること」です
せっかく学んだ知識は共有すべきです
興味のなさそうな友達でも親でもパートナーでも誰でもいいのです
とにかく、誰かに向かって説明してみましょう
するとあら不思議
あんなに勉強したつもりの内容がうまく説明できないことに気づきます
とはいえ、知識0の時に比較したら、ちょっとした専門家レベルにはなっています
この段階では、学んだ知識をアウトプットすることで、一気に対象の知識を深めます
伝える相手がいないのならば、ブログやTwitterでアウトプットします
これで一気に学んだ知識が深まります
タクミはブログを開始してから、以前よりも訪問した場所や日時、読書して学んだ内容や重要なポイント、感動したことなど
かなり詳細に覚えていることができてます
インプットが終わったらアウトプットしましょう
もっといえばアウトプットすることを前提としてインプットしましょう
「この単語ってつまり説明するなら、どうしたら相手に理解されるだろう」
最悪、人形などに向かって話しかけてもいいです笑
もしくはスマホのインカメラで動画を撮って、自分で説明している内容を聞いてみましょう
その話し方で理解できるでしょうか
理解できないならば、どのような情報が足りないから理解できないのでしょうか
アウトプットすることで一気に知識が深まります
ステップ4:説明がもっとうまくなりたくて、さらに情報をインプット、アウトプットする
すでにステップ3まで行けば、ほぼちょっとした専門家です
しかしステップ4で、学んだ知識を説明できるレベルになったら、さらに上手にわかりやすく伝えるにはどうすれば良いか考えてみましょう
・難しい概念は「たとえ話にできないか」考える
・長い説明が必要なら、短い説明で要約するとどうなるか考える
このように、説明の仕方を考えると、さらに学んだ知識が深まります
ステップ5:気がついたら初心者から専門家になっている
このレベルになれば、知識0だった時代が嘘のように、ちょっとした専門家レベルになっているはずです
さらにレベルを上げるには、専門書を読み込んでみるのもいいですし、海外の論文など、数々のレビューを受けた正式な書籍を読むのも良いです
ここまでくれば、知識0だったはずのスキルが、専門家レベルになっています
よく、「専門家になるには専門分野の本を30冊読め」という体育会的な教えもあります
しかし専門分野30冊も読めるくらいの学習欲がある人は、そもそも勉強の方法を知ろうとしないはず
普通の人であれば99%挫折します
しかしネットから情報をググって検索することから始めて、
Wikipediaをだらだらと読みつつ、リンク情報から内容をなんとなく理解するくらいスモールステップであれば
初心者の方でも0から知識を取得してちょっとした専門家レベルになることはできます
まとめ。初心者の方が知識0のスキルを学ぶには、まず「徹底してググる」。そしてアウトプットを心がけましょう
タクミはほぼ知識0の分野のスキルを、1週間以内に100人以上の前で説明できるレベルにならないといけない状態になりました
1週間しかないなら、専門書をじっくり読んでいるヒマはありません
幸いにも、初心者向けの発表となるので、細かすぎる知識は必要ありません
とはいえ、全く未経験の分野、かつ抽象度が高く、日本語でのウェブページがほとんどないような分野でした
なので、死ぬほど海外のページをググりました
英語が得意といっても、結局は英語でも抽象的な概念なので、苦労しました
それでも、昔と比較して現代は情報があふれています
Wikipediaもあれば、パワーポイントを無料で一般公開しているスライドもありました
無料のスライドの中に、とてもわかりやすい例えを記載しているものがあり、一気に専門分野の理解が深まりました
しかし、そのスライドを発見するのに、まるまる2日かかっています
5ステップの中で、一番大事なのは「徹底してググる」ということです
ちょこっと検索して情報を得られなくても、しぶとく検索キーワードを変えて検索してみましょう
70億人の人口がいて、インターネットができてから20年以上は経過しています
日本だけでは情報に限界があっても、海外を見れば300倍もの情報が公開されてましたね
※お金の稼ぎ方についてですけど笑
とにかく情報はインターネットのはるか彼方に転がっています
知識0のスキルを身につけるためには、とにかくググって、まずは単語レベルの内容を理解しましょう
その上で、文章を理解し、学んだ内容を無理やりにでも誰かに説明しようとすれば
次に知らないといけない情報がわかります
というわけで初心者の方が、知識0のスキルを学ぶ方法をご紹介しました
本当に知識0のタクミが、それも大して勉強が好きでない自分でも5日くらいである程度のレベルになれるくらい
情報は一般公開されているものです
ぜひ、あなたも1週間ごとに何かの専門家になっていきましょう
インターネット時代では、ちょっとした専門家になるのは非常に簡単ですからね