タクミです。
2022年も残り3ヶ月を切りました。
今年の家計簿もおおよそ決まったので、今回は「2022年は、1日あたりいくらお金を使ったのか」について調べてみました。
結論としては「10,543円」ということで「1万円強」を毎日使っていることがわかりました。
なお2022年10月現在の想定ですので、11月、12月は1月〜9月までの支出の平均を仮として出しています。
今まで、月単位や年単位での家計簿をつけていたのですが、日単位で計算すると面白いので、私の一例をご紹介します。
東京に住む30代男が1日いくらお金を使っているか調べてみた【家計簿公開】
1日1万円強の支出だった家計簿を公開
早速家計簿を公開します。
順番に解説します。
何にお金を使っているのか
2022年は、年間384万円の支出の予想でした。つまり月32万円、1日あたり1万円強の支出ということになります。
割合は2種類表示しています。
- 総支出(384万円)に対していくらお金を使ったか
- 手取り収入に対していくらお金を使ったか
まずは1についてです。5位までランク付けすると「家賃」が明らかに高いことがわかります。
これは都内のタワーマンションなので、贅沢代です。
「都内のタワーマンションをコスパ良く」ということを目指しているので、低層階で平米数を極限まで犠牲にしています。
そのため住み心地が良いかといえば改善点もありますが、期間限定ということで良しとします。
1位:家賃 43%
2位:大型支出 21%
3位:食費 14%
4位:交際費 8%
5位:光熱費 7%
基礎生活費(「家賃」「食費」「光熱費」「借金」「交通費」)の合計は「70%」です。
それ以外の娯楽費(「交際費」「大型支出」)は「30%」です。
つまり「普通に生きていくだけの生活費は70%、それ以外の人生を楽しむ消費が30%」ということになりました。
2022年はバランスよくお金を使えていたのではないか、と分析しました。
貯金はいくらできるのか
次に2についてです。
- 総支出(384万円)に対していくらお金を使ったか
- 手取り収入に対していくらお金を使ったか
図の右下の割合が「60,82%」になっています。
つまり1年間に手元に残るお金(税引き後の手取り)に対して、支出は60%、貯金は40%となります。
年間貯金額の目安は「総支給(税引き前の給与、賞与の合計)の20%〜25%」と言われています。
こちらを参考にすると、2022年の私の年間貯金額の目安は「170万円〜212万円」になります。
これは手取りで計算すると「26%〜33%」です。
そのため「40%弱」を貯金できたということは、予定よりも多くのお金を手元に残せたことになります。
2022年は家計管理がうまくいったといえます。
どれだけ贅沢をしたか
貯金だけを目標にするなら「質素な生活」をやるだけでOKです。
しかし、それでは手元にお金しか残りません。お金は経験に買えないと意味がありません。
ということで今度は「どれだけ贅沢にお金を使ったのか」をみてみます。
見るべきポイントは「交際費」「大型支出」です。5位までランキングをつけてみました。
1位:特別費2 9,4%
2位:自転車 2,1%
3位:料理1 2,0%
4位:特別費 1,9%
5位:プレゼント 1,8%
圧倒的に1位なのは「特別費2」です。「ジョエルロブション」のフォトウェディングの料金を奥様と折半した料金になります。
通常の結婚式の場合は200万円以上のお金がかかりますが、私たちは2人だけのプランにしたので、支出を大きく抑えることができました。
2位は「自転車」です。ビアンキのクロスバイクを購入した料金になります。
普通の自転車なら1〜2万円ほどですが、ビアンキは8万円とやや高めです。しかしデザイン性も機能性も抜群で、週末はほぼ毎日ビアンキで移動しています。
3位は「料理1」。銀座「うかい亭」の料金です。
うかい亭は「表参道」「八王子」にいったことがあり、頂点の「銀座」を嗜むということで伺いました。素晴らしい体験でした。
4位は「特別費」。これは両家の顔合わせの料金になります。
椿山荘東京の「木春堂」を利用させていただきました。顔合わせもうまくいき、非常に良いお金の使い方でした。
5位は「プレゼント」。奥様への誕生日プレゼントや、内祝いのお返しの費用を含んでおり、少し高めになりました。
それ以外にも、ミシュラン2つ星の「浅草オマージュ」や、白トリュフとピアノの生演奏という贅沢なイベントなどに、1回4万円以上のお金を使っています。
合計80万円を使いました。これだけ使えれば十分に楽しむことができます。
1日1万円の支出に対する感想
2022年は、年間384万円の支出の予想でした。つまり月32万円、1日あたり1万円強の支出ということになります。
1日1万円強を使っていることを考えると「思ったほど使っていない」ともいえます。
学生時代の感覚なら「日給1万円も大変なのに、それでもお金が足りない」感覚ですが、「衣食住でそれなりに贅沢をしても1万円強」ほどというのは、想像よりも現実なのではないでしょうか。
貯金を年間50万円するなら、手取り430万円あればいいので、年収550万円くらいあればOKになります。
年収550万円であれば、30歳で到達できる可能性は高いです。
もちろん「車を所有したい」「ハイブランドの服や時計に100万円使いたい」「旅行で贅沢に50万円使いたい」となるともう少し収入が必要ですが、それでも「年収1000万円ないと厳しい」ということはありません。
私の場合は「衣食住」に満遍なくお金を使っています。たまたま2022年は「衣」にお金を使っていませんが、2019年には「100万円」使っており、当時買った服を頑張って着ているからです。
「食」はたいしてお金がかかりません。ミシュランなどのレストランはシーズンごとに1回行ければ十分すぎるほど満足できます。
「住」はお金がかかるポイントです。2021年は引っ越しの初期費用や退去費などで60万円ほど多めにお金がかかっています。
2022年の大型支出は「結婚式の費用」でした。毎年、何かしらの大型支出があることを想定しておくと、予算が立てやすくなります。
まとめ。1日の支出を計算してみよう。
月単位や年単位で家計簿をつけている人でも、1日単位でいくら使っているのを計算している人は少ないと思います。
1日単位で見れば、思い切ったお金の使い方ができる場合もあります。
例えばクレジットカードの年会費が3万円を超えると「高い」と思いますが、1日単位なら「100円」しかかかっていなかったりします。
1日100円を稼ごうと思ったら、1時間の残業代が2000円の人なら「少しだけ仕事を頑張って年会費の高いクレジットカードを持とう」という気持ちになるかもしれません。
ぜひ、家計簿をつけている方は「1日単位」の費用を出してみてはいかがでしょうか。