シンプル都心ライフ

都内で働くITエンジニアの都心ライフ。主要キーワード:大学院/TOEIC/就活/都心ライフ/ホテル/SPG/米国株投資/副業

【仕事術】「わからないことがわからない」ときの対処法を真剣に考えてみた

f:id:steveperry1373:20181111083716j:image

仕事をしていると、どうしてもわからないことが出てきます

 

わからないことが出てきたら、あなたが取るべき行動は以下の通りです

 

  • まずはググってみる(インターネットやスマホで検索する)
  • 専門書で調べてみる
  • 知っていそうな人に聞く

 

なんですけど、これって「何がわからないかわかる」場合にしか通用しません

 

・「棚卸金」ってなんだろう

・「引っ越しの更新料」は絶対払わないといけないのかな

・「モテる男」ってどんな特徴があるんだろう

 

何が知りたいか明確なときは、大抵の場合、インターネットでググると解決します

 

問題なのは、「わからないことがわからない」ときです

 

このキーワードで検索されている学生や新卒社員の方が多いみたいなので、ちょっとだけ皆さんの先輩の筆者が「わからないことがわからない」ときの対処法を考えてみました

 

 

 

 

【仕事術】わからないことがわからないときの対処法を真剣に考えてみた

「わからないことがわからない」なんてしょっちゅうある

まず、前提として「わからないことがわからない」なんて、しょっちゅうあるから安心してほしいということです

 

筆者は社会人3年目、しかし仕事でもいまだに「わからないことがわからない」状態に陥ります

 

例えば社内決済の方法や、海外出張時の旅費申請など、3年目にして始めてやらないといけない業務の場合は、0から仕組みや申請の方法を知らないといけません

 

そして、これらの社内向けのノウハウって、ググっても専門書を読んでも出てこないんですよね

 

なぜなら、これらは社内向けのクローズド(一般公開されていない)情報であって、どの会社でも通用するようなオープンな情報ではないからです

 

だから、いまだに初めての作業をするときには、「何をすればいいかわからない。どのようにしたら申請ができるのか、誰がノウハウを持ってるのかさえわからない」状態になることなんてしょっちゅうあります

 

そんなときは、嫌でも作業効率は最底辺に落ちますし、まず、「何をしたらいいのか。何をすればいいのか分析する」ことから始めないといけません

 

「わからないことがわからない」状態なんて誰でも経験している

「わからないことがわからない」のは、そもそも誰でも経験することです

 

例えば小学校、中学校の初めての登校日、皆緊張していて、何をしたらよいかわからない状態でしょう

 

・どうやって友達を作ったらいいかわからない

・学校の仕組みや、近くに何があるかわからない

・学校がなんで存在するのかわからない

・学校の授業で、先生の話している内容がわからない

・学校を卒業したら、次に何をすればいいかわからない

・勉強した方がいいのか、スポーツ、芸術に励んだ方がいいのかわからない

 

つまり、初めての環境を経験すれば、誰しもが「わからないことがわからない」状態になるのです

 

就職活動や新人研修で「わからないことがわからない」のはどう対処すべきなんだろう

さて、社会人経験もそこそこになってきた筆者は、所属する会社に興味がある学生に相談をいただく機会も増えてきました

 

学生と社会人のやりとりは、常に緊張感があります

 

なぜなら学生の立場からは、このようなことを考えているからでしょう

 

  • すべての言動が採用に直結するから、変な質問をしないようにしよう
  • 調べてわかるような質問はしないようにしよう
  • 明るく振る舞うべきか、真面目さをアピールすべきか
  • そもそもうちの大学から採用してくれるのかな
  • やばい、絶対に「何か質問ありますか」って聞かれるから準備しなきゃ

 

真面目な学生だと、すごく事前準備をしてくるので、「わからないことがわからない」状態であっても、なんとか具体的な質問をしてくれます

 

一方で、ご飯だけを奢ってもらいにくるような態度の学生の場合は、事前準備もせず、「仕事の内容も、そもそも何をしてるのかわからないから0から説明してほしい」というスタンスだったりします

 

そんな学生には仕事内容はそこそこに伝えた上で「仕事をして一番ほしいものは何?」というオープンクエスチョン(答えが1つではない質問のこと)をします

 

何も考えていない学生は「社会貢献です。社会に大きな影響を与える仕事をしたいです」と言います

 

本当は「給与がそこそこ高くて、ネームバリューがあって、採用される可能性が高そうだからです」が本音なんでしょう

 

事前準備をしている学生は「御社の〇〇という事業に興味があります」という具体的な回答をしてくれます

 

違いは「主体的」か「受け身」かだけです

 

どちらがよいかといえば、当然「主体的」な学生の方が高評価になります

 

別に志望動機はなんでもいいんですけど、就職活動に対して「主体的」な人は事前準備をしますし、そうでない「受け身な学生」は何も準備せずに結果が出ないことに悩むのでしょう

 

 

社会人の立場からしても、「受け身の学生」もいる前提で対応する

今回は就職活動をベースにして記事を書いていますが、何をするにしても「主体的(自分で考えて行動できる)」な人と「受け身」な人に分かれます

 

新人研修でも、「何か質問はありますか」と研修講師に聞かれても、誰も手を上げないのはよくある光景です

 

それは学生の質に依存するわけでもありません

 

新人は、どの企業でも「わからないことがわからない」状態なんです

 

いくら高学歴の学生がうじゃうじゃいるような企業であっても、新人は内定した会社のルールや仕組みを何も知りません

 

そんな「わからないことがわからない」状態では、何を質問してもいいかわからないのは当然のことです

 

なにせ、新人研究時代が「受け身」で「仕事」で受けないといけないから受講している学生が9割以上だからです

 

別に「主体的」に研修を自分から選んだわけではないからです

 

なので、講師側としても「受け身な学生に興味を持たせる」くらい魅力的な公演をしないといけないし、それだけの能力がないと勤まりません

 

毎年、同じ講義内容をしているとしても、全く工夫せずにマニュアル化された学校の先生と同じ状態になってしまえば、新人側としても「学校と同じで受け身でいっか」というスタンスになります

 

受け身の状態の人には、何を話しても響かないという難しさはありますけどね

 

まとめ。「わからないことがわからない」のは誰でも経験済み。変えられるのは「受け身」の姿勢を「主体的」に変えること

誰でも初めての環境になったら、わからないことすらわからない状態に陥りがちです

 

例えば、仕事がバリバリできるような40歳のエリートサラリーマンの人でも、女性のメイクのテクニックの話になれば、素人同然です

 

  • ファンデーションってなに?
  • チークってどうやって入れるの?
  • ネイルにこだわると、何が嬉しいの?

 

同じように、勉強でトップの成績を出してきたようなエリートの学生であっても、仕事をすることに関しては、素人同然です

 

だからこそ就職活動は難しくて当然だし、選考のルールも明確にインターネット上で公開されているわけでもない難しすぎるゲームなのです

 

「なんであいつが受かって俺が落ちたのかわからない」

 

「私の方が華やかだし、コミュニケーション力も高いはずなのに、別の子が受かった」

 

採用基準のルールが明確でないゲームは苦痛でしかありませんが、現状の日本では、就職活動を一括で行うルールになっています

 

そんな仕事の素人の状態で、就職活動を手探り状態で進めないといけないわけです

 

「わからないことがわからない」状態が延々と続きます

 

しかし、それはどの学生も同じことです

 

あなたができることは、「受け身」の状態から「主体的」に考えることだけです

 

つまり、「就職活動なんてルールもわからないから適当に応募して面接を受ける」のではなくて、「私は〇〇という軸だけは譲りたくないから、その条件を満たせる企業だけを受ける」というレベルでも構いません

 

  • 年収や福利厚生が優れている会社なら激務でもいい
  • お金はそこそこでいいから、年休消化ができる企業がいい
  • 都心で働きたい。地元で働きたい
  • 転職できるスキルがつく企業がいい
  • 首を切られない安定した企業がいい
  • 海外で働ける企業がいい
  • 周囲に自慢できるステータスの高い企業がいい

 

どんな条件でも構いません

 

ベースとしてどのような生活を仕事で得たいかを考えたあとで、次にどのような環境で仕事をしたいのかを考えます

 

  • チームでプロジェクトを進める仕事か
  • プログラミングのように一人で黙々とマイペースに作業できる仕事か
  • 営業で全国を飛び回る仕事か
  • 女性が多くて華やかな職場か

 

さらに自分の強みがあるかどうかを分析します

 

  • 有名大学に所属しているか
  • 学生時代に何を学んだのか
  • 学生時代に少し変わった経験をしているか
  • 英語力はどうか
  • コミュニケーション力はどうか
  • 死ぬほどハマって飛び抜けた趣味があるか

 

最後に、受ける企業の社員側の気持ちを分析します

 

  • 人事でないのに学生と面談する社員は何を考えているのか
  • ランチタイムにわざわざ学生対応に時間を割くのは、何故なんだろうか
  • 1時間の話の中で、何を話したら社会人は食いつくのだろうか
  • 他にも何人もあっているはずの社会人に、何をしたら記憶に残ってもらえるか

 

最初はわからないことだらけですが、少しずつ主体的に考える時間を増やしていくと、何を質問すれば良いか、わかってきます

 

学生の本当に知りたい情報は「どうしたら内定をもらえますか」「待遇や働き方はどうですか」「この会社に入ってよかったですか。後悔していますか」だと思います

 

しかし、内定は複数の条件が絡んでくる話ですし、待遇や働き方はインターネットでも情報が公開されています

 

一番いいのは最後の「この会社に入ってよかったか、後悔しているか」でしょう

 

そのまま聴いてしまうと印象が悪くなるので、「この会社に入って、仕事面で良かったことと、プライベート面で良かったことはなんですか」という質問なら、肯定的に答えてくれるかもしれません

 

何れにしても、わからないことがわからない状態を脱出するには、主体的に考えることが第一歩です

 

就職活動はわからないことだらけで当然です

 

ぜひ、受け身にならずに情報を取りに行く姿勢を持って、厳しい就職活動を乗り切ってくださいね!