昔の私:社会人になったら、一生懸命仕事をして、ボーナスで高級な腕時計やスーツ、革靴を買いたいなあ。一流の社会人になるために、身だしなみをきっちりして海外を飛び回るバリバリエリートサラリーマンになりたいなあ。
タクミです。そんなに昔ではない学生時代は、冒頭のようなことを考えておりました
そもそもなぜ、冒頭のように考えたかと言えば、学生時代に読んだ数多くの「ビジネス書」では、以下のようなことが書かれていたからです
革靴は上等なものを買え
高級腕時計を買えば売上が上がる
財布の値段の200倍が年収になる
「そんなわけないじゃん」と思う方もいれば、「そうなのか!やってみよう」と思う方もいるわけでして、私は「後者」を選ぼうと思っていたわけです
実際に革靴は10万円以上・・というわけにはいかないものの、5万円の革靴をかってみたり、財布も5万円以上のものを愛用しております
さて、そんなわけで「高品質なアイテムを身に着けることのメリット」はある程度理解はできましたが、「IT企業」で働くと「物欲」が変わる現象が起きます
結論からいえば「IT企業」で働くと「ハイブランド」よりも「合理的」なアイテムを購入したがるようになるのです
IT系の企業に勤めると物欲が変わってしまう理由【見栄よりも合理化】
IT企業では「ロレックス」よりも「アップルウォッチ」
IT企業では、ハイブランドで有名な「ロレックス」よりも、機能的な「アップルウォッチ」をつけている人が多いです
単純に「流行りの機種」に敏感なので、最新のアップルウォッチを購入して試しているんですね
その一方で、高級時計はむしろ「不便」だったりします
数十万円する腕時計でも、「ゼンマイ式」でしばらく使っていないと秒針が止まってしまったりと、手入れが大変だからです
もちろん全員が全員というわけではないですが、IT企業では「ブランド時計」をつけている人は、他の業界と比較して少ない印象です
「高いものを購入した」よりも「こんなに合理化された」に感動する
IT企業の人は「合理化」が好きです
普通であれば、誰かに自慢したい時は「ハイブランドのように値段が高いもの」を買いますよね
しかし、IT企業では「ルンバ」「ドラム式乾燥機」「Bluetoothイヤホン」「ハイスペックPC」など、高機能なアイテムを自慢することの方が多い印象です
例えば「ルンバ」「ドラム式乾燥機」を購入すると、「家事の時間を合理化」できますよね
「Bluetoothイヤホン」があれば、持ち運びも装着も便利になります
IT企業に勤めると、多くの人が「合理的なもの」にお金を使うようになります
IT企業は「デスクワーク」。「本革の靴」よりも「動きやすい格好」を重視
IT企業では、ほとんどの仕事は「デスクワーク」になります
打ち合わせ以外では、ほとんどデスク作業になるので、営業職のように「歩き回る」ことがほぼありません
ですので、せっかく「本革の靴」を購入しても、使う機会は「通勤」のときだけになりがちです
むしろ、夜勤など、長時間労働になりがちなので、「動きやすい格好、服装」の場合が多いです
IT企業で働くなら「質の良い革靴」よりも「最高に動きやすいスニーカー」がベストですね
スーツにお金を使っても、「ビジネスカジュアル」になるとほとんど使わない
IT企業では「服装がラフでOK」なことが多いです
せっかくオーダーメイドのスーツを購入しても、クールビズ期間はスーツを着なくても良かったりします
私は仕事着を考えるのが面倒なので、新卒時代から同じスーツを使ってますが、せっかくお金をかけるなら、「長く愛用するもの」に使いたいですよね
同じように消耗品の「ワイシャツ」も、1〜2年に数回買い換えるくらいです
IT企業では、外回りがあまりないため、汗をかく機会が少ないです
服装がラフでOKであったり、そもそも汗を書くような経験が少ないので、スーツやワイシャツにお金を使う人は少ないです
理系出身者は「ゲーム」への課金率がやばい?!
一方でIT企業に勤める方は「理系出身」の方が多く、「ゲーム」が好きな人は多いです
ですので、お金の使い道といえば「ゲーム用のハイスペックPC」や「ヘッドフォン」にお金を使う人は目立ちますね
そして、スマホアプリやオンラインゲームに「課金」する人もいます
IT企業というよりは「理系」の方が多い企業では、お金の使い道は「ゲーム」になることが多いです
まとめ。IT企業に勤めると物欲が変わるかも?
IT企業に勤めると物欲が変わるかもしれません
人間は「周囲の環境」に無意識に合わせようとします
営業職の方で、身なりがダイレクトに「信頼」に繋がる職種の場合には、「スーツ」「腕時計」にお金を使うのは正解です
しかし、IT系のように外回りの少ない業種では、「スーツ」「腕時計」にお金を使っても、費用対効果は薄いです
本当に好きな場合は「スーツ」や「高級腕時計」を購入する方もいますが、IT企業勤めの方だと、見栄をはる必要がないため、むしろ「一人趣味」にお金を使うことが多くなります
今回は私の独断で記載した記事ですが、普通の業界と比較すれば、IT企業にはお金の使い方が変わっている方は多いかもしれません
お金の使い方を考えようと思ったら、まずは「自分の所属している職場の人が、何にお金を使っているのか」観察するようにしましょう
無意識に「周囲のお金の使い方」をマネしてしまうことがあるからです
「貯金」が得意な人が多ければ「貯金」ができるようになりますし、「散財」こそ「人生の肥やし」と考えている人が多いと「貯金」はしにくくなります
ぜひ、周囲の環境について考えてみてはいかがでしょうか