タクミです。
こちらの記事で「30代までに300冊の本を読む」と書きました。
私は31歳の男です。過去に読んだ本を計算したところ「120冊」であることがわかりました。
残り「180冊」を読む、ということを目標にしたのですが、会社員としてフルタイムで働く以上は、そこまで多くの時間を読書に割くことはできません。
そこで「3年間で180冊」と計画して、「月5冊」を目標にしました。
とはいえ、読む本のジャンルをどうするか悩みました。自分の好きなように適当に本を選ぶと、自分が読みやすいジャンルに偏るためです。
そこで、過去に読んだ「成毛眞」さんの会社が発行している「HONZ」を読んで、ジャンル別におすすめの本を知ることから始めました。
この本が非常によくまとまっていたので、ご紹介します。
読書で何を読めばいいかわからない人は『HONZが選んだノンフィクション』がおすすめ
ジャンルに偏りなく、複数のテーマの本が載っている
「HONZが選んだノンフィクション」では、10にわたる様々なジャンルの本が紹介されています。
- サイエンス
- 医学・心理学
- 生物学・自然
- 教養・雑学
- アートスポーツ
- 社会
- 事件・事故
- 民族・風俗
- 歴史
- ビジネス
私がよく読んでいたジャンルは「ビジネス」「アートスポーツ」「生物学」なのですが、「事件・事故」や「歴史」はほとんど読んだ記憶がありません。
「HONZ」というサイトで紹介している3000冊の中から、厳選した100冊がこちらの本に紹介されている、ということで、要は「本好きが選ぶオールスター」と言える本でしょう。
1冊あたり3〜5ページほどに要約と読者の感想が述べられており、興味のある本を選ぶにはもってこいの本でした。
私が読んでみたいと思った本
本書では100冊が紹介されていますが、全てを読む必要はなく、ジャンルごとに自分の興味が湧いたものを読めば良いと思います。
私が本書の中で興味を持った本は以下の21冊です。
- スパイス・爆薬・医薬品
- 「LIFE SPAN」老いなき世界
- 友達の数は何人?
- 僕は数式で宇宙の美しさを伝えたい
- テロメア・エフェクト
- 大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件
- 饗宴外交
- クリーンミート
- 弱くても勝てます
- ふたつの日本
- ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー
- 存在しない女たち
- 宿命
- 地面師
- 恋する文化人類学者
- 全世界史
- これが人間か
- 哲学と宗教全史
- 住友銀行秘史
- エネルギー400年史
- レアメタルの地政学
他に紹介されている79冊のうち、既に読んでいた本が「2冊」だけありました。
残りの77冊も大変興味深いので、まずは21冊を読みきった後で、手を伸ばしてみようと思います。
HONZのサイトを見てもOK
本書では、HONZで紹介されている本のうち100冊が抽出されています。
もし、他の本にも興味があるという方は、直接、「HONZ」のサイトから気になる本を探してみても良いと思います。
サイトの方であれば、リアルタイムに書評が積み上がっていくので、新書にも触れることができます。
時間がない方は、ぜひ本書を読んで見ることをお勧めします。
HONZのサイトでの書評と、本書の記載は加筆されている部分があるということですので、非常に読みやすいのでお勧めです。
まとめ。読書の優先度を上げて本を読んでみよう
私は学生時代はほとんど本を読まない人間でした。
本を読んだとしても「自己啓発」やら「稼ぐ」系の役には立たないノウハウ本が多く、社会人になってから少しずつ、ノンフィクションの本を読み始めました。
「学生時代にあれだけ時間があったのに」と後悔することもありますが、社会人になってからでも、隙間時間や週末の時間をうまく使えば、月に4〜5冊の本を読むことができます。
20代のうちはデートや会社の勉強に時間を使うことが多かったのですが、30代になって20代よりも時間が出てきたタイミングで、一気に本をインプットしてみようと思います。
読書を通して学べることは非常に多いです。
直接的に人生に役立つかは不明ですが、私は少なくとも活字を読んでいると安心してくるタイプの人間です。
今回ご紹介した本では「ノンフィクション」の本限定でしたので、小説やSFなどは含まれていません。
「フィクション」の本は、時間のある学生時代に読んでおけばよかった、と思いつつ、まずは「ノンフィクション」の本を1冊1冊読んでいこうと思います。
ぜひ、読書の優先度をあげて本を読む時間を作ってみてはいかがでしょうか。
何を読めばいいかわからない方は、今回ご紹介した本から始めてみることをおすすめします。