タクミです。
賃貸物件の契約はお金がかかりますよね。
「少しでも安くしたい」と思っても、不動産仲介会社もビジネスなので、あの手この手で割高な料金を支払う必要が出てきてしまいます。
ところで、私は一人暮らし6年間のうち2回引っ越しをしています。
日本の場合、賃貸は「2年契約」が多いですよね。
そのため、2年ごとのタイミングで良い物件が出て引っ越しができればいいですが、残念ながら私は過去2つの物件は「2年半〜3年間」住んでいました。
そうなると「更新料」を支払う必要があるので、高くついてしまうんですよね。
しかし「更新料」よりも、私が後悔しているのは「火災保険」についてです。
実は、2年契約の更新時に支払う「火災保険」は、不動産仲介会社の指定する保険でなくでも良いことを知りました。
不動産仲介会社の指定する保険料は料金が高いことがほとんどです。
もし今住まれている賃貸の更新料を支払う場合には、少なくとも「火災保険」は見直しすることをお勧めします。
【後悔】賃貸の更新時の「火災保険」は自分で契約すれば安くできる。
不動産仲介業者の「火災保険」よりも、自分で契約する方が料金は安くなる。
賃貸の契約の時に、「火災保険」に加入することは必須です。
しかし、大抵の場合、不動産仲介業者に提示される火災保険よりも、自分で民間保険を契約する方が大きくコストを削減することができます。
イメージとして、通常の契約では「加入時に年間2〜3万円+1年ごとに1万円」のところが多いのではと思います。
しかし、自分で賃貸の火災保険を契約すれば、会社やプランによりますが「年4000円から」契約できる場合があります。
あまりに安すぎる保険は、万一「火災」や「水漏れ」が起きた時に補償が薄くなる可能性はありますが、しっかりと保険料を比較すれば、大きな節約になります。
なぜ「賃貸更新時」に「火災保険」を変更すべきだったのか。
私は過去2回の賃貸更新のタイミングで、特に何も考えずに賃貸契約時に加入していた火災保険を継続してしまいました。
賃貸更新の場合、賃貸契約時と同じように「2年分の2〜3万円」を支払う必要が出てくる場合があります。
残念ながら、賃貸契約時には不動産仲介業者によって、火災保険のプランが指定されている場合があり、交渉が難しい場合があります。
しかし、賃貸の更新時であれば、自分で民間保険に契約して、それを仲介業者に送れば、よりやすく保険を契約できる可能性があります。
私は、初回の賃貸更新時は3年間なので「更新後、1年間」、2回目の賃貸更新時は「更新後、半年間」で引っ越しをしています。
この場合、更新後に本来は2年間住み続ける想定で支払った割高な火災保険代が無駄になってしまいます。
賃貸を更新したとしても、初回契約時と同じように2年間住み続けられるとは限りません。
それであれば、少なくとも「火災保険」については、自分で保険を契約した方が圧倒的にお得になったなと反省しました。
もし過去の賃貸更新時に「火災保険」を自分で契約していたら、いくらお得になったのか。
もし、賃貸更新時に民間の保険に加入しなおした場合、どのくらいお得になったのか計算してみました。
シミュレーションとして、民間保険を見てみると以下のプランがありました。
民間保険A社:4,000円/年
民間保険B社:5,300円/年
民間保険C社:3,610円/年
今回はもっとも値段の安いC社で契約していた場合、以下の通り差が出てきます。
◆賃貸Aの更新時
・更新時の火災保険:2万円(1年後+1万円)
・C社の火災保険:3,610円(1年後;3,610円)
更新後、1年間住んだ場合、次の年の更新料はかからないので、更新時の費用のみ
→2万円−3,610円=1万6,390円
◆賃貸Bの更新時
・更新時の火災保険:3万円(1年後+1万円)
・C社の火災保険:3,610円(1年後;3,610円)
更新後、半年間すんだ場合、次の年の更新料はかからないので、更新時の費用のみ
→3万円−3,610円=2万6,390円
合計金額:4万2,780円
ということで、火災保険の見直しをするだけで、4万円以上のお金を節約することができることがわかりました。
賃貸更新時には、火災保険は変更できることを知っていれば、お得にできちゃうんですね。
まとめ。賃貸の更新時の火災保険は自分で契約するとお得。
今回は、賃貸の更新時に「火災保険」を自分で契約すればお得にできたという件についてまとめてみました。
なお、不動産仲介会社によっては、賃貸更新時の火災保険の変更ができないと言われる可能性もあります。
私の場合は、次の物件に引っ越しをする際に、不動産仲介会社の社員の方から「初回の賃貸契約は不動産会社の選択した火災保険に入る必要があるが、2年後の更新時には民間保険で良い」ということを聞きました。
なお、これは私から「火災保険は自分で契約していいのでは」と聞いたためです。
契約書類には「火災保険の更新時には、指定の火災保険に入ること」と明記されておりましたが、実態は民間保険で代替できるようです。
火災保険に限らず、賃貸契約では初期費用や退去費用が高くなりますので、気になる点については、しっかりと調べた上で、少しでもお得に賃貸契約することをオススメします。
私も過去2回の賃貸更新時には失敗をしていますので、次に同じような場面に遭遇した場合は、今回の失敗を元に、更新料を抑えられるようにしたいです。