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あえて合理的ではない行動をするメリット

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タクミです。

 

仕事をしていると「すべての行動が合理的でないといけない」という気持ちになります。

 

平日は仕事の準備、仕事、昼休みは仕事の勉強、帰宅後も仕事の勉強。

 

こんな生活を続けると、週末の土日祝も合理的に生きたい気持ちになってしまいます。

 

もちろん、合理的に生きるほうが、金銭的にも時間的にもメリットは大きいです。

 

合理的な行動、思考により、仕事に集中できればお金を多くもらえます。

 

時間の使い方もうまくなりますから、同じ1時間の生産量は増えます。

 

それでも、たまには合理的ではない行動を「意識的」にしたほうが良い理由をまとめます。

 

 

 

あえて合理的ではない行動をするメリット

行動、思考に柔軟性が生まれる

合理的な行動、思考を続けていると「柔軟性」がなくなっていきます。

 

常に同じ行動や思考を続けるわけですから、何年生きていても数年前と同じ思考のままになってしまう、ということです。

 

週末に行く場所、やることが数年間、変わっていないということもあるでしょう。

 

私自身、週末や有給休暇の時間の使い方が、過去5年間、ほぼ変わっていないということに気づきました。まさにこの罠にハマっています。

 

「今までの人生でやってこなかったことにチャレンジする」ということを意識しないと、何年経っても成長を感じにくい状態になります。

 

普段は合理的に振る舞っている人でも、例えば異国の地を訪問すれば電車のチケットすら買えなくてテンパるわけですし、初めて習い始めたスポーツや楽器演奏にあたふたします。

 

新しい環境では合理的にふるまえず、恥をかくことが嫌だからこそ、自分が合理的に振るまえる範囲の行動ばかりとるようになるのです。

 

あえて合理的でない行動をすることで、少しずつ自分の行動範囲を広げることができます。

 

合理的でない行動を受け入れることができる

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「まじめな人は自分にも他人にも厳しい」という話があります。

 

まじめな人も、最初から合理的な行動、思考ができるわけではなく、後天的に努力をして「合理的な行動をしよう」と意識して行動しています。

 

そのため、合理的でないと感じる行動をしている人を見ると、ストレスを感じやすくなり、態度に表れてしまうことで、「他人に厳しい」と周囲から思われてしまうのです。

 

単に話を聞いてほしいから思いついたことを順不同に話している人に「それで何が言いたいの?」「それは〇〇すれば解決するよね?」と、会話をバサっと切ってしまいます。

 

あえて合理的ではない行動をすることで、人との会話や行動を受けいれられるようになります。

 

合理的でない行動、思考のやり方

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冒頭に書いたとおり、基本的には合理的に生きたほうがお得で楽にいきることができます。

 

そのため、合理的でない行動は「月に一回だけ」「週に2時間だけ」というように、少し取り入れるだけでも十分な効果があります。

 

私が考えるおすすめの行動は以下のとおりです。

 

  • 普段は訪問しない場所に行く(知らない駅で降りて散歩する)
  • スマホの検索履歴にない言葉でネットサーフィンしてみる(私の場合は、プロレスやバイク、動物について調べる)。
  • 普段のルーティンを少し変える(コーヒーでなく緑茶を飲む。シリアルでなくご飯を食べる)
  • 情報を読むだけでなく、声に出したり、メモにまとめてみる。興味がないジャンルについても、ポジティブな意見とネガティブな意見を考えてみる。
  • 合理的な行動のために手放したものを、あえてやってみる(テレビ鑑賞、新聞を読む、漫画を読む)

 

まとめ。合理的でない行動をやってみるのは楽しい

合理的に行動できると、勉強も仕事もプライベートも効率よくなります。

 

経験がないために無駄な時間やお金を使って後悔したことはたくさんありますが、経験が溜まっていけば、満足度を維持したまま、支出を下げて貯金ができるようになります。

 

しかし、その一方で、合理的ではない行動を取れなくなり、それが結果的に勉強、仕事、プライベートに悪影響を与えることがあります。

 

知らず知らずのうちに、仕事を通じて合理的な行動や思考が染み付いてしまうと、それ以外の行動ができなくなってしまい、他人にも同じことを強要してしまうかもしれません。

 

私自身、最近は勉強時間が増えましたし、貯金もできるようになり、合理的な行動をとることのメリットを強く感じています。

 

しかし、その一方で、自分の行動や思考が、20代前半の何も経験がなかった頃と比較して狭くなってきた、とも感じています。

 

このまま、30代後半、40代と歳をとっていくと、今の状態から、そこまで変化できていないのでは、ということを考えるのです。

 

そこで、少しでもいいので、あえて合理的でないことをやってみると、普段とは違った感覚を持てるようになると思います。

 

30代前半になり、仕事もプライベートも安定してきた今だからこそ、たまには何も知らなかった20代前半の頃のようなピュアな気持ちを思い出して、今までやっていなかたことをやってみようと思います。