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千代田区に2年間住んでわかること

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タクミです。

 

千代田区に住みはじめて2年が経過しました。

 

過去にこのような記事も書いています。

www.takumoney.com

 

私は新宿区→港区→千代田区のように、都内を中心に、2〜3年おきに引っ越しをしています。

 

理由は「好きな場所に住んでみたい」という単純なものです。

 

ほとんどの人は、家の半径1〜2km圏内が行動範囲になります。

 

そのため、色々な場所に住むことで「自分はどのような住環境が好きなんだろう」ということに気づくことができます。

 

今回は「千代田区」に2年間住んでみて、住みやすさや感じたことをまとめました。

 

 

 

千代田区に2年間住んでわかること

千代田区は大きく「2パターン」に分かれる

千代田区は、大きく分けると皇居の西側の「旧麹町区」と、東側の「旧神田区」に分かれます。

 

次に、千代田区の住民の人数をみてみると、「2023年4月の時点で人口が多い順番」は以下のとおりです。

 

  1. 一番町:4131人(6%)
  2. 三番町:3685人(5.3%)
  3. 富士見二丁目:3225人(4.7%)
  4. 四番町:2911人(4.2%)
  5. 岩本町二丁目:2051人(3%)
  6. 東神田一丁目:1797人(2.6%)
  7. 六番町:1729人(2.5%)
  8. 二番町:1661人(2.4%)
  9. 飯田橋二丁目:1526人(2.2%)
  10. 神田神保町一丁目:1523人(2.2%)

総数:68296人

 

日本トップレベルの坪単価である「番町」だけでも、千代田区の20%以上もの人がいます。

 

千代田区民の人に5人話しかけたら、その中に1人は番町に住んでいるということです。

 

また「富士見」には飯田橋駅が最寄り駅の巨大なタワーマンションがあります。

 

千代田区はお金持ちというイメージがありますが、これは番町や富士見のタワーマンションに代表される高級住宅街があるからです。

 

一方で、岩本町、東神田には家賃相場は高いものの、マンションやスーパーがあり、住みやすい場所として知られています。

 

このように、千代田区には「超高級地域」と「家賃相場は高いが住みやすい下町」に分かれます。

 

私は後者の下町側に住んでいますので、その点は補足させていただきます。

 

千代田区に住んでみてわかったこと

前回の記事では「千代田区に住んでわかったこと」を以下のとおりまとめました。

 

  1. アクセスが良い
  2. 買い物が便利
  3. 公共施設が充実
  4. 平日は人口密度が高い
  5. カフェ、シェアオフィス、ホステルが多い
  6. 治安はいい
  7. 家賃は高いが、物価は高くない
  8. 変わった人が少ない
  9. 歴史がある
  10. 想像よりも住みやすい

 

2年間住んでみて大きくは変わっていませんが、改めて「千代田区に住んでわかること」を振り返ります。

 

1:千代田区に愛着が湧きやすい

千代田区は広報に力を入れており、毎月、広報のチラシが住民に配られます。

 

その中には、千代田区内でのイベントや、九段下にある生涯学習館のイベント、地域の歴史など、興味をそそるものがたくさんあります。

 

都心の人のイメージといえば、「ドライ」で人付き合いを避ける印象がありますが、千代田区では住民の交流を盛んにPRすることで、「地域に対する愛着が湧きやすい」という特徴があります。

 

新宿区や港区に比べて、千代田区は「住民に対して力を注いでいる」という印象を持ち、「長い間住み続けたい」と思えるような取り組みをしているのが特徴です。

 

2:各種申請が便利

千代田区内には、各種申請をするための施設がたくさんあり、千代田区に住むと、気軽にアクセスすることができます。

 

例えば私は先日、パスポートを発行しました。パスポートは有楽町にある施設にいく必要がありますが、千代田区に住んでいれば自転車で行ける距離です。

 

また、千代田区役所では、千代田区の住民が少ないため、混雑することは稀で、待ち時間が多くありません。

 

申請が必要になった際には、さくっと申請を済ますことができるのが千代田区の魅力です。

 

3:人に覚えてもらいやすい

千代田区に住んでいる人は少ないため、「千代田区に住んでいる」ということで話のネタになります。

 

港区の麻布に住んでいる頃も同じようなネタを話せたのですが、千代田区には港区のようなギラギラ感が少ないので、気軽にネタにできます。

 

また港区の麻布に住んでいるというと、「夜の遊びが好きな人」「お金遣いが荒い人」という悪いイメージもついてしまいますが、千代田区であればマイナスイメージが少ないというメリットがあります。

 

ただ「なんで千代田区にわざわざ住んでいるの?」と感じる人は多いので、説明するのが手間になることはあります。

 

普通の感覚では、千代田区は「仕事をしに通勤しにくる場所」であって、「住む場所」のイメージがないからでしょう。

 

いずれにしても、千代田区に住んでいるというのは、人に覚えてもらいやすい、話のネタになる、というちょっとしたメリットがあります。

 

4:建物好きにはたまらない環境

千代田区といえば、霞ヶ関、永田町には国の機関が密集しており、金融ではメガバンクや証券会社、総合商社が丸の内に密集しています。

 

そして皇居を中心として、美しい建物や建造物がたくさんありますので、建物好きにはたまらない環境です。

 

休日のオフィス街は、人がほぼいないにも関わらず、綺麗に整備されており、それが私タクミはたまらなく好きです。

 

洗練された街並みが好きという方は、千代田区に住むメリットは大きいと思います。

 

5:千代田区の周辺へのアクセスが良好

一番のメリットだと思いますが、千代田区に住むと、周辺の地区へのアクセスが良好になります。

 

中央区に行けば、日本橋、銀座の商業施設、台東区に行けば上野公園、浅草、文京区に行けば後楽園、東京大学など。

 

私が千代田区に住んで一番気に入っているのは「周囲になんでもある」という利便性です。

 

何よりも「時間」を大切にしたいと考えており、通勤時間や商業施設へのアクセス時間を削減できれば、体の疲れも軽減されます。

 

お金は時間をかければ稼いだり増やすことはできますが、時間はいくら課金しても増えませんし、32歳になり、今後は老化が進むことを考えると、今の時間が大変貴重に感じています。

 

まとめ。千代田区に住んでみよう

今回は千代田区に2年間住んでみてわかったことをまとめました。

 

前回の記事から大きく変わっていませんが、総じて「千代田区は住みやすい」と感じています。

 

家賃が高いことを除けば、どこにいくにも便利な場所で、車がなくても電車やバス、タクシー、レンタサイクルがいくらでもあるので、移動に困ることはありません。

 

徒歩30分圏内にありとあらゆる施設があるので、仕事もプライベートも移動時間を短縮することで、仕事やプライベートの時間に集中することができます。

 

千代田区は23区の中で最も人口は少ないものの、都心人気に伴い、今後も人口が増加していく見込みです。

 

千代田区は、再開発も盛んに進められており、飽きのこない街でもあります。

 

ぜひ、千代田区に興味を持った方は、千代田区に住むことを検討してみてはいかがでしょうか。