年末の休暇、いかがお過ごしでしょうか
筆者はのんびりと紅茶を飲んでクラシックを聴きながら、束の間の一人の時間を堪能しています
優雅に休日の朝からブログを書けるのが、人生で一番幸せな時間です
とはいえこのような休日に価値があるのが「平日に一生懸命働いたから」です
毎日が休日というのは、一見素晴らしいようで、実はストレスという人もいるのではないでしょうか
筆者は休日2日目にして、もう仕事をしたい気持ちになってきました。実はそんなに休みが必要ない人間なのかもしれません
そんな気持ちを抑えるように、年末の休暇の時間はガリガリブログのメンテナンスとブログ記事更新をしていこうと思ってます
巷では「激務」を改善して働き方改革をする動きが非常に強く、筆者はその恩恵を受けて、以前よりも残業時間を抑制できるようになりました
しかし、激務といえども、仕事が楽しければそこまでストレスになりません
むしろ休日が長すぎて、退屈な時間を浪費している時よりも、とにかく目の前の仕事を次から次へと処理していく感覚は、意外と癖になります
というわけで、体を壊すほどの激務は最悪ですが、程よく忙しい状況というのは意外にも悪くないのではと思った話です
激務は嫌だけど、仕事は「スキル」も「ちょっとしたお金」も「暇つぶし」もできる話
次から次へと仕事を任せられるから勤務時間は増える。でも仕事ができるようになるのは楽しい
激務になる状態は以下の2点があげられます
1.人が少ないのに、作業量が多すぎて勤務時間が増えてしまう
2.仕事を進めるための情報を自分しか持っておらず、他の人ができないから仕事がたまる
1はできる限り避けたい状態なのですが、少子高齢化になって従業員数は少なくなる一方、IT革命でシステムの知識を持っている人材が全く足りないという現状では、どうしても一人当たりの仕事量が増えます
しかし2は、「あなたしか仕事をできない」ということです。つまり専門性が身についたからこそ、自分にしか仕事ができないので、仕事が増えるということです
仕事で激務が嫌だというのは、「誰でもできるはずの雑用や待機の時間」を延々と振られることです
仕事が山済みだけど「自分しか処理できない仕事があるから」というのは、そこまでストレスではないのです
例えば、筆者の直属の上司の方は、部署で最も仕事ができる方です。しかし、それはそれは激務です
3連休全て出社していることも普通ですし、抱えている業務量も半端ではありません
そのため、毎日疲れ気味ではあるのですが、不思議と嫌そうではありません
これはその上司の方は「仕事を進めていく裁量が与えられているから」です
上司の人しか情報を持っていないので、どんどん仕事が振られ続けるのですが、それを次々と処理している
そして気がついたら部署で一番仕事ができる人になっている
体力は必要だけど、不思議と精神的なストレスはそこまで溜まっていない
それでいて経済的にも年収1000万円レベルをもらっている
おそらく仕事以外の趣味がそこまでない方なのでしょう
趣味に生きている方以外の方は、実は仕事が暇つぶしの一環になっていることもあるのです
もし1ヶ月丸々休みになったら、うまく時間を使いこなせるか
筆者は、ブログの軌道が乗り会社員の生活と同じくらいの給与を稼げるようになったら、会社を一年くらい休職するのもいいかな、と入社前に思っていたことがあります
しかし「一年も休みがあっても、うまく使いきれない」と思います
むしろ「仕事のレベルが伸び盛りの20代、30代の一年間を棒に振ってしまう」という気持ちの方が強いです
せっかく仕事を通して、「仕事自体のスキル」も「時間管理」も「ちょこっとのお金」ももらえる環境にいるのに、一年間休んでいるのがもったいないのです
筆者の会社では、休暇中の一定期間は給与の6割〜8割が支給されるそうです。現時点であっても年間300万円〜400万円ももらいながら休暇ができるなんて夢のようです
それでもよっぽど時間が必要なことをする以外は、仕事を休むのはもったいないと思います
よっぽどのこととは、例えば「海外MBA留学のための勉強」「副業の本格化」などですね
どっちにしろ本来もらえるはずの給与が100万円〜200万円程度少なくなり、得られたはずのスキルや仕事もできなくなるのは、大変な機会損失だと思います
副業で年間100万円〜200万円稼ぐのは、非常に大変ですし、そもそもこのレベルまで稼げる人はほぼいないレベルでしょう
それなら時々は有給を消化しながら、できるだけ仕事に行く方が良いと判断します
激務は嫌だとはいえ、仕事を通じて得られる経験は非常に大きいからです
仕事を通してしか出会えない人が多い
職業にもよりますが、仕事を通してしか会えない人もたくさんいます
筆者の場合ですが、おそらく今の職場に勤めていなければ、人生で一生会うことのなかった人たちと仕事をする経験を得られています
日本の中枢で働く国内外の人との交流や仕事は大変刺激がありますし、何も意識しなくても勝手に最先端の技術を学ぶ機会にあふれていたりします
起業家になると、自分から進んで人に会おうとしない限り、このような出会いは無くなってしまうのです
周囲のレベルに追いつこうと必死に努力するようになる
筆者はブログの中では時々インテリぶっておりますが、実態は下町生まれのごくごく平凡な人間です
IQも高くありませんし、偏差値も高かったことはありません。特段優秀な人間ではないです
たまたま20歳で大きな挫折をして、21歳で人生の戦略を練りなおして、英語だけガンガン勉強して東大の大学院に滑り込み、そのまま今の企業に滑り込んだだけです
ですので、必要最低限の資格すら持っていない状態です
あまり言いたくはないのですが、おそらく今の会社の中で出身高校の偏差値を比較されたら、ぶっちぎりで最下位だと思います
最終学歴だけで判断されるなら非常に有利な位置にいますが、勉強や処理能力という地頭の面で言えば、本当に最下位レベルなのです
ですので与えられた仕事に食らいつくのがやっとのレベルです
それでもレベルの高い環境に揉まれ続けることで、最近はそこそこマシなレベルになってきました
しかしもっと仕事の成長を早めるには、やはり自己学習の時間に投資しなければもう厳しい状況だと認識しています
仕事をする環境のレベルが高ければ高いほど、職場にいる人のレベルが高ければ高いほど、自分との差に絶望しながらも成長できます
常に自分の生まれ持ったポテンシャルよりもレベルの高い環境にギリギリで滑り込んで、もがき続ける人生って筆者はいいなあと思うんですよね
つまらないじゃないですか。親や人に勝手に自分の価値を判断される人生って
確かに辛いことも多いし、「あいつ見込みないな」と思われていたとしても、その環境でできる最善の行動を続けていれば、少なくとも過去の自分よりは成長できます
そんなありがたい環境があるのに、長期休みを取ってしまったり、まったりで仕事量が制限されてしまう現状は、体力的には楽なのですが、将来的にはどうなのだろうと思うわけです
結果として働き方改革の法律や時代の流れには逆らえないので、自己学習の時間をなんとか作って、鍛錬するしかないかなと思ってます
いずれにしても激務な職場であったとしても仕事を続けることで得られるスキルやお金は非常に大切な資源となります
常に「雇われてこき使われている社畜」という斜め目線で仕事をとらえるのではなく、「自分の人生のエッセンスとして、仕事をうまく利用し尽くしてやる」くらいの気持ちで仕事に取り組みましょう
まとめ。仕事で「激務」は悪いことばかりではない。ということ
「仕事なんてもうしたくない」という方もいるとは思いますが、仕事ってそこまで悪いものではありません
筆者の場合、仕事がなければ生活していく「お金」がもらえませんし、優雅な都心ライフも手放して実家に帰らないといけません
そして仕事をしてから学生時代と変わった点は「時間の使い方」が非常に鍛えられたことです
コミュニケーション能力も相当ロジカルに改善できましたし、何より頭の回転が早くなりました
というよりアドレナリン全開で仕事をしないと、仕事が終わらない状態を継続していたからなのですが。。
ただ、日常生活では、例えばレジの待ち時間は「レジは全く効率的じゃない。あの作業をこうしてればもっと回転率を上げられるのに」とどんどんコンサル目線になってしまうのは悪影響ですね。。
良くも悪くも、仕事は大きくあなたの人生を変えるものなのは間違いありません
中にはブラックすぎるというより、違法行為で働かせている企業もありますし、あなたの将来像と今の仕事にギャップが大きい場合は、当然環境を変えないといけません
一度きりのあなたの人生です。今の仕事に満足している方はもっと多くの時間を投資して、あなたのスキルを伸ばし続けましょう
一方で、今の仕事を続けるか悩んでいる方は、とにかく転職サイトで無料相談などを通して、今の問題点を洗い出してみましょう
技術系の仕事のスキルは需要が今後も増えていきます。多少激務でも高収入を得たい人は、エンジニアへの転職を検討してみましょう
英語はツールと言われたり、誰でも英語くらいできるから市場価値は増えない、というのは「真っ赤な嘘」です。いまだに英語が話せてTOEICなどで800点レベル以上のスコアを持っていれば評価してくれる企業は多いです
今は英語のレッスンも格安で受けられる時代です。英語力を伸ばして将来仕事をしていきたいなら、まずは「スタディサプリ」などを使って無料レッスンを受講することをオススメします