シンプルライフは、ムダなものをもたずに数少ないお気に入りのものに囲まれる生活のことです。
お気に入りの部屋。ベッド。机。人によってはテレビは必要なかったり、本棚はいらなかったり、ソファではなく床にカーペットを履いて生活したり。
ものは少ないけれど、数少ない一つ一つのアイテムにはこだわってみる。これがシンプルライフの特徴です。
シンプルライフは節約になる?生活の満足度を高めるのがシンプルライフ!
なので、ときどきシンプルライフにすると「お金が節約になるけど、いろいろ欲しいものを我慢してるから楽しくないんじゃない?」と言われることがあります。
でも、それは少し違くて、好きなものにはお金を多めにつかう。これがシンプルライフなんですね。
健康に興味のあるひとは、食材をオーガニックにしたり、スムージーなどを作ったり市販の健康ドリンクを買ったり、お金を多めにつかう。
部屋に興味がある人は、月収の3分の1とかにこだわらず、家賃をすこしだけ高くして、築浅やデザイナーズやキッチン、部屋や風呂が広めの家を借りるのにお金を多めにつかう。
趣味(ファッション、アイドル、音楽など)に興味のある人は、家賃などの固定費を抑えるために、コンパクトで都心にアクセスのいい家に住んで、趣味にお金を多めにつかう。
仕事に興味のある人は、コンパクトでも職場に近い場所に家を借りて通勤時間の負担をなくしてあげることにお金を使う。
シンプルライフといっても、ひとそれぞれ好きなもの、お金を使いたいものは異なりますが、お金の使い方にメリハリをつけるのがシンプルライフです。
給与が上がることに期待するよりも、今もらえる給与のなかで、いちばん満足度の高いライフスタイルを探す。
これがシンプルライフだと思っています。
昔はシンプルライフは難しかったのではと思います。インターネットがないので、ライフスタイルの情報がわからず、とりあえず必要そうなものを買ってしまう必要があったからです。
- 車もマイホームも社会人になったらローンで買う
- タバコ、酒、遊びは社会人のたしなみ
- 結婚は普通はするもの
- 保険はとにかく入っておく
- 割高でも家の近くで買い物をする
都心に限れば、車を持つ人はかなり少なくなりました。地下鉄とバスなどの公共機関で十分です。
家は結婚したらマイホームが欲しいというひとは今も多いと思います。しかし、とにかく綺麗で広い庭付きの郊外の家ではなく、都心にアクセスのよいコンパクトな家に住むひとが増えています。
タバコは、2018年現在、吸わない人のほうが多くなりました。遊びもむりやり会社の先輩から連れ出されることも現代では少ないです。お酒は飲みますけどね笑
結婚はいまだに意見がわかれるところ。将来的にはしたいですし、年齢的にいつまでにとは考えていますが、20代のうちは仕事や趣味に没頭したいです。
保険は必要最低限。今の時代は自己責任の意思が強いので、普段から健康に気を使って予防することにお金をかけます。車はないので車の保険料は必要ないですし、最低限、賃貸なので火災保険などは入ってます。
そしていちばんインターネットのメリットが大きいのが、買い物。食べるものはまだ近くのスーパーで買いますが、本屋や服屋に行くことはほぼなくなりました。アマゾンやゾゾタウンで十分満足できます。
なので交通費や時間を大幅に削減できるようになりました。さらに店舗にいくと、本来必要ないものもついで買いしたり、店員さんに勧められて断れずに服を買うこともありましたが、そのようなムダ遣いもなくなりました。
インターネットやスマートフォンのおかげで、ウォークマンやiPod touchなどをもたなくても映画も音楽も聴けます。映画館でなくても月額数円で映画見放題です。
つくづく、恵まれた時代に生まれたなあと思います。格安スマホも販売されていたり、エンターテイメントがスマホにまとまったので、テレビすら必要なくなってきました。
読者のみなさんは、何にお金を多めに使いますか。シンプルライフを極めてミニマリストになり、貯金でガンガンお金をためるのも一つのライフスタイルです。
すべてのものにお金を使うのは難しいので、まずは好きなものだけにお金を使えるように考えてみてくださいね!