こんにちはタクミです
私は元々散財タイプの人間で一時期は銀行口座の預金が0円近くになりました。しかし少しずつお金の使い方を改善した結果、今年は「半年間で100万円」以上の貯金をすることができました
正確には2020年1月〜6月の間で新規に給与から得たお金のうち「120万円」を証券口座に追加で入金し、その他「20万円」分を口座や会社の財形に入れています
ちなみに貯金額の大小は個人の生活スタイルによって全く異なりますので関係はありません
今回お伝えしたいのは「貯金0」になるくらいお金の使い方が下手だった私でも少しずつお金の使い方を改善したことで半年で「100万円」以上貯金できるようになったので、貯金はやろうと思えば散財タイプの方でもできるということです
参考までに私の属性を記載しておきます。今回は極端な節制などはしないようにしました。そして給付金や特別な入金などはありませんでしたので、純粋に会社の給与と賞与から生活費を引いた額ということになります
- 20代後半
- 都内一人暮らし
- 土日祝日休み
- 会社員
毎日やっていることはとてもささいなことなんですけれども、半年単位で見れば少しづつ貯金できるようになることばかりです。1つでも参考になれば幸いです
散財タイプの人間が半年間で100万円を貯めるための習慣
貯金するための習慣その一:年間計画を「3つ」以上作成する
貯金するために効果的だったのは「年間計画を立てること」です。それも「3つ」以上作ることで貯金のモチベーションを保つようにしました
- 悲観的な達成ライン:何をしても達成したいライン
- 平均的な達成ライン:過去の実績から達成できそうなライン
- 楽観的な達成ライン:過去に達成できなかった難しいライン
例えば私の場合、以下のように貯金のシミュレーションを立てました
- 悲観的な達成ライン:年間50万円
- 平均的な達成ライン:年間100万円
- 楽観的な達成ライン:年間250万円
さらに楽観的なラインを3つに分割していました
- 頑張れば達成ライン:年間150万円
- かなり頑張れば達成ライン:年間200万円
- 祝杯レベルの達成ライン:年間250万円
このように貯金一つとっても複数のシミュレーションをしておけば「目標額の貯金ができなかった」とモチベーションが下がることを防ぐことができます
このように複数シミュレーションをした理由として昨年度の失敗があります
私は2019年も「年間計画」を立てて「年間100万円」を目標にしていました
その結果、2019年10月の段階で悠々と目標を達成できそうだったにも関わらず、「100万円貯めればいいから余裕分は使おう」と被服費に使ってしまいました。結果、予定より使いすぎてしまいました
これは「年間100万円」という一つのシミュレーションしかしておらず、余ったお金は使わないといけないという余計な思い込みを引き起こしてしまったからです
このような失敗経験から貯金額を3つ以上シミレーションをしておくことで、どれか一つは目標が達成できるように改善しました
こうすることで貯金のモチベーションを下げずに済みます
人間は弱い生き物だと言うことを常に念頭に置き、楽観的な目標値だけでなく悲観的な目標値についても考えておきましょう
貯金するための習慣その二:小さなお金の支出に敏感になる
小さなお金の支出は無視されがちですが、小さなお金も大切にしていけば目標金額を貯金する事は簡単になっていきます
小さなお金と言うと「1円単位で大事にする」と言うふうに考えがちですが、私は以下のようなことを考えています
- メルカリで不用品を売ったお金でランチや夜ご飯をポイントで支払う
- 自販機で500mlでなくコンビニで2Lのミネラルウォーターを買う
- 通勤の経路が2パターン以上あるなら安い方を選ぶ
- ウーバーイーツを使うなら配送料「50円」の最安の店から選ぶ
- 銀行は1回で10万円引き落とし3ヶ月に1度しか行かず手数料と時間節約
- 家では水道水を煮沸して白湯、紅茶、ココアを飲む
- クレジットカードの明細を毎日見て無駄なサブスク解約
- 光熱費・通信費など毎月の引き落としに違和感があれば原因分析
- 毎日一円でも副収入を増やす(広告収入、アフィリエイト、note、不用品売買)
本当に節約にストイックな方はコンビニも行かないでしょうし、ウーバーイーツなんて贅沢で不要と感じると思います
しかし私自身は食費に関してはそこまで節約をしようと考えていません。食べることも飲むことも大好きなのでお金をかけてでも品質にはこだわります
そのためにメルカリの不用品販売で手に入れたポイントで成城石井やナチュラルローソンで中食、お惣菜、お菓子を買うなど小さな工夫を取り入れています。メルカリの販売費は「メルペイ」にポイント変換すれば即時コンビニや成城石井でも使えるのは大変嬉しいことです
同じく麻布に住んでいるので、麻布、六本木、恵比寿、白金、赤坂の美味しい店をウーバーイーツで試したくもなります。ただし貧乏性なので「配送料50円」の最安のお店だけにします
ウーバーイーツで「十番右京」のお弁当を注文してみました
— タクミ@シンプル都心ライフ (@steveperry1373) 2020年6月1日
注文から15分程度でデリバリされて驚きました
ちょっとした贅沢にオススメです pic.twitter.com/qrZzYFIoKM
またミネラルウォーターをコンビニで購入するのは「出勤日」のみにしてテレワークや休日は、ミネラルウォーターでなく毎日大量の水道水を沸騰させて、白湯や紅茶、ココアを楽しむようになりました
水道水であれば大量に使ったとしても水道料金が多少上がる程度です。私のように1日2リットル以上の水を飲むようなタイプの方は、通販でミネラルウォーターを買うのではなく思い切って水道水を沸騰させて使うことを心がけてみてください
ミネラルウォーターが水道水になったところで急に不健康になるわけではないと思います。例えば外食のラーメン屋やスープが売りのお店の原料が全てミネラルウォーターでできているとは思いませんよね。そう考えると飲み水をミネラルウォーターにこだわることがなくなりました
貯金するための習慣その三:趣味にお金がかかる場合は回数にメリハリをつける
小さなお金の使い方に気をつけた後は、お金がかかる趣味をの回数にメリハリをつけることも心がけました
私はおいしいもの食べるのがとても好きです。値段やジャンルにこだわりはなく美味しいと評判であれば食べてみたくなります
とは言え普通のレストランであってもランチで1000円から1500円。夜にちょっといいもの食べれば5000円から1万円かかります。高級レストランであればランチでも1万円以上が飛んで行きますし、大抵奢るのでその場合には2倍の出費が必要です
貯金だけを目的にすれば「外食禁止令」を守れば良いだけですよね。しかしこれではストレスが溜まり継続しにくいですし、何より貴重な「時間」を実は浪費してしまいます
ではどうすれば良いかと考えた結果、回数を制限してメリハリをつけることにしました
例えば1人頭1万円の高級レストランは3ヶ月に1回におさえるようにしました。元々は毎月のように予約していたのですが、高級レストランは頻度が低くなっても予約してから行くまでの間にレストランの歴史やこだわりを調べて楽しむことができるので、満足度はむしろ向上することがわかりました
同じように単価自体が安くても毎週のように都内で食べ歩きをしていれば1日あたり5000円程度が飛んでいってしまいます
ですので、週末のお金の使い方としては2週間に1回は外食の日、それ以外は家でゆっくりご飯を食べて過ごすなど「常に外食」にならないように工夫しました
せっかくのおいしい料理でも毎週のように美食をしていたら新鮮な気持ちもなくなりますし、体にも良くありません
しかしながら貯金をしたいと言う目的のためだけに、自分の好きな趣味を完全に捨て切って、修行僧のような生活をしては一度きりしかない若い時期を棒に振ってしまいます
ですので好きなことについては回数を制限してメリハリを作ればいいのではと思います
このような趣味にお金がかかる場合には、先ほど説明したシミュレーションの中であらかじめ予算に入れておくことをおすすめします
私の場合は1月(正月明け)、3月(ホワイトデー、年度末)、5月(ゴールデンウィーク)は毎年の傾向で交際費が増えることがわかっていたので、この月については緩めに目標を立てていました。逆に2月、4月、6月は可能な限り生活費を抑えるスタイルでシミレーションをしています
このように前もって計画済が出ていれば、多少お金かかる趣味があったとしても、計画に収まっていれば安心することができます
私が昔、貯金がゼロになるまで使い切ってしまった理由は、いつも計画を立てずに思いつきでお金を使っていたからです
計画さえしっかりしていれば、後は計画とどの程度ズレがあるかを日々分析するだけで済みます
何よりも大切なのは計画だということを嫌というほど思い知らされました。目標の貯金額を達成するためにはしっかりとしたシミュレーションを立てることをお勧めします
番外編:貯金系YouTuberを参考にする
最後になりますが貯金の方法をまとめているYouTuberの方が増えてきましたので、暇つぶしに眺めるようにしています
私は「賢者の流儀」のくらまさんの YouTubeを参考にしています。一日一食やダンボールの机など真似しにくい部分もありますが、このような20代で若い人でも堅実な方がいるんだというだけで参考になります
私は正反対のタイプではありますが、貯金できる人の考え方や行動習慣を取り入れられる部分だけでも参考にすれば貯金しやすい体質になると思います
まとめ。貯金はあくまで人生の一部。マイペースに続けていきましょう
今回は元散財タイプの人間が半年で100万円以上貯金できた貯金するための習慣をまとめてみました
冒頭にお伝えしたように「半年で100万円」と言う数値には何も価値はありません。年収や一人暮らしか実家暮らしか、住む場所や趣味によって全くこの数値は異なるからです
私がお伝えしたいのは散財タイプの人間でも少しずつお金の使い方を改善すれば貯金はできるようになるということです
過去の自分と比較して、少しでもお金の使い方に成長が見られたらそれで良いと考えています
そして貯金を第一目標にすることはオススメしません。あくまでマイペースにほどほどにやりましょう
私も頑張れば年間300万円以上の貯金ができると思ったり、実家に帰れば年間400万円以上は悠々と貯金できるのになと考えることはあります
よっぽど短期間で貯金が必要な場合には極端な貯金生活も有効でしょう。しかし貯金できたとしても、それは貴重な1年間を棒に振ったことになってしまいます
私のモットーとしては自分の好きなことを我慢せずにやりつつ、マイペースに貯金をするということです
それでもお金の使い方を改善していけば予想よりも多くの貯金ができていたりします
お金は貯めることも使うことも大切です。バランスよく改善していきましょう。少しでも今回の記事が貯金したい人の参考になれば幸いです!