一人暮らしの生活費が高いと思う人:社会人歴・一人暮らし歴5年目になり、仕事も生活も安定してきた。最初はお金の使い方の失敗が多かったけど、5年間でどれくらい生活費は変化するのかな
タクミです。2020年4月、社会人・一人暮らし歴5年目を迎えました
私はブログを2017年4月よりスタートしております。その頃から家計簿を細々とつけ続けており、2019年に麻布に引っ越してから本格的に生活費の改善を心がけてきました
日本企業に勤めていると「年功序列」で少しずつ年収は増えていきます。普通なら年々優雅な生活になるのですが、「パーキンソンの法則」に従うと「支出は収入を使い切るまで増え続ける」ため、意識をしないとお金を貯めることはできません
今回は社会人1年目と5年目の月々の生活費を比較し「年収が増えていった場合に、5年間でどのようにお金の使い方が変化してきたのか」まとめてみました
都心部の一人暮らしの生活費を最適化!一人暮らし1年目と5年目を比較してみた
新卒時代と社会人5年目の生活費の違いを比較
まずは新卒時代の社会人1年目の生活費と5年目の生活費を比較しました
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新卒 |
5年目 |
家賃 |
95000 |
110000 |
食費 |
40000 |
40000 |
交際費 |
60000 |
30000 |
通信光熱費 |
18000 |
10000 |
奨学金 |
8500 |
8500 |
交通費 |
10000 |
10000 |
合計 |
231500 |
208500 |
ざっと比較して「社会人5年目のほうが生活費が低い」ことに気づきます
その理由をまとめてみます
交際費は年々減少傾向?
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新卒 |
5年目 |
家賃 |
95000 |
110000 |
食費 |
40000 |
40000 |
交際費 |
60000 |
30000 |
通信光熱費 |
18000 |
10000 |
奨学金 |
8500 |
8500 |
交通費 |
10000 |
10000 |
合計 |
231500 |
208500 |
一番の理由は交際費が減ったことです。なお「交際費」には「資格試験・書籍・美容費」を含んでいます
新卒時代に交際費が高い理由は「飲み会」や「外食」です。会社の飲み会も参加しておりましたし「週末は新規レストラン開拓」に命を注いでいました
社会人5年目になると「飲み会」はほぼ断るようになり「外食」ではなく「中食」が増えるので「支出の単価が減った」ことも生活費が下がった理由です
週末は家でゆっくりと紅茶を飲んだり勉強することに時間を使うようになりました。勉強をして資格を取得したり知識を得ることでさらに収入が上がる可能性があります
家賃が増加したけど満足度も激増
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新卒 |
5年目 |
家賃 |
95000 |
110000 |
食費 |
40000 |
40000 |
交際費 |
60000 |
30000 |
通信光熱費 |
18000 |
10000 |
奨学金 |
8500 |
8500 |
交通費 |
10000 |
10000 |
合計 |
231500 |
208500 |
家賃は1万5000円増えています。「固定費はあげるな」という話は間違いないのですが「家賃は増やさないと住めない場所」があります
衣食住の中で「住む場所」は本当にこだわりましょう。人生の満足度が段違いに高くなります
物件を選ぶコツは「あなたの好きなものが家の近くにある」ことです
私は家の近隣で「質の高い食材が簡単に手に入る。散歩したい綺麗な街並みがある。芸術や大型ショッピング施設がある」の3つが揃った場所を見つけて住んでいます
通信費の見直しは急ごう!
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新卒 |
5年目 |
家賃 |
95000 |
110000 |
食費 |
40000 |
40000 |
交際費 |
60000 |
30000 |
通信光熱費 |
18000 |
10000 |
奨学金 |
8500 |
8500 |
交通費 |
10000 |
10000 |
合計 |
231500 |
208500 |
通信費は月額8000円も安くなっています。しかし通信環境は非常に快適です
新卒時代:スマホ4600円(これでもMNPで安くしています)+au光5500円
5年目:スマホ2100円(格安sim)+固定回線0円(マンション付属)
格安simは速度も全く気になりませんし、こだわりがない方はすぐにスマホ料金を見直すことをオススメします
また固定回線付きの物件を選べば、家賃が多少増えてもお得に使えますよ
通信費の見直しは急いで実施しましょう。早く見直しをすればするほど、年々お得になっていきます
まとめ。収入が増えても生活費の見直しは継続しよう!
年功序列の会社に勤めていれば「年収」は徐々に増えていきます。しかし意識をしていかないと「生活費」も徐々に増えていってしまうのです
私も年収が4年間で「300万円」増えました。しかし2〜3年目に「生活費を増やしてしまった」ことで思ったように貯金ができませんでした
月の手取りが20万円と30万円では、生活水準は大きく異なります。月に10万円増える恩恵は大きいですし「お金を使わないとわからないこと」も世の中にはたくさんあります
私のオススメとしては「社会人2〜3年目にたくさんお金を使って体験・失敗をしておく」ことで社会人4年目以降は「生活費の最適化を目指す」ことです
社会人の方であれば年収は徐々に増えていきますので、2〜3年目は自由にお金を使い、4年目以降の収入が増えた段階で「生活費の見直し」をすれば十分にリカバリができます
私は社会人4年目に「100万円」以上の貯金ができました。社会人5年目はさらに生活費を最適化したので、計算上は「200万円以上」の貯金ができる計算になります
生活費の見直しをしたことで、港区に住んで成城石井で買い物ばかりしている贅沢をしても、新卒時代よりも社会人5年目の方が生活費を抑えることができるようになりました。年収が増えても生活費はしっかりと管理していきましょう