シンプル都心ライフ

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普通の会社員が大学留年から都心のタワーマンションに引っ越すまでの経緯と考え方をまとめてみた。

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タクミです。私は過去に大学を留年しています。

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その後、1年半の勉強期間を経て、運よく元の大学とは異なる大学院に進学し、その後、サラリーマンとして都内で働きながら、都心ライフを満喫しています。

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 新卒〜社会人3年目は東京都新宿区の神楽坂の近くで過ごしました。

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社会人4年目から東京都港区の麻布に住んでいます。

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今年はタワーマンションに引越しをします。

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住む場所をコロコロ変えているのは「独身のうちに色々な場所に住んで、どのように生活レベルが変わるのかを知りたい」という欲があるからです。 

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今回は普通の会社員として勤務している私が、大学を留年してドロップアウト寸前から立ち直り、都心のタワーマンションに引っ越すくらいに余裕ができた経緯についてまとめてみました。

 

脱サラして起業で成功したわけでも、副業で月10万円以上稼いでいるわけでもない、普通の社会人6年目の会社員の等身大の気持ちをまとめました。

 

学生の方で学業や将来のキャリアに悩んでいる人や、20代〜30代前半の若手の社会人の人の参考になれば嬉しいです。

 

 

 

普通の会社員が大学留年から都心のタワーマンションに引っ越すまでの経緯と考え方をまとめてみた。

【前提】大学留年の理由:現実と理想のギャップが大きすぎて裏目に出てしまった。

まず、大学を留年した経緯についてお話しします。

 

結論としては「理想と現実のギャップが大きすぎて裏目に出てしまった」ことが原因です。

 

私は中学3年生の15歳のときに、当時通っていた塾にあった本を読んでビジネス書にハマりました。

 

その後、高校生になってからも本屋でビジネス書を読みあさり「〇〇な人はなぜできるのか」というわかりやすいタイトルの本を読んで「オレも将来ビッグになる!」と若気の至りを覚えていました。

 

また、読んだ本の最後にある著者の経歴をチェックするのが趣味でした。大抵の場合、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学など、錚々たる学歴を持った後に日系大手、外資大手に入社している人がほとんどでしたので、ビジネスをする上でも、将来本を出す上でも「学歴と社歴は役に立つ」と考えていました。

 

そこで大学受験で東大を受験しようと決意するものの、在籍していた高校の偏差値が50程度で、さらに学年順位が218位/233位でしたので、当然のごとく大学受験に失敗し、実力相応の偏差値50〜55の大学に入学することになりました。

 

大学でも「周りの学生とオレは違う。在学中に何かビジネスで成功してやる」と意気込みだけはエベレスト級でしたが、普段はネットサーフィンしたりビジネス本を読むだけで行動しない量産型の大学生でした。

 

その後「大学に行くのは無駄だから中退して音楽で食っていく」と思い込み、清掃員のアルバイトで機材したりオーディションを受けるも、音楽は無理と悟り、大学中退する勇気もなく、1年間の自己都合の留年という失敗に終わりました。

 

そんな状態から何とか立ち直って今現在に至るのですが、その過程で学んだことを共有します。

 

 

 

大学留年から学んだこと:将来に希望を持ちつつ、目の前の課題に向き合う。

18歳の頃の私のように、思考と行動のバランスがズレている人がやるべきことは「将来に希望を持ちつつ、目の前の課題に向き合う」ということです。

 

大学生であれば、本来やるべきことは「授業の単位を取得する」こと、そして「大学卒業証書を受け取ること」です。

 

しかし、単に目の前の課題だけをこなしていてもOKではありません。私のように「学歴と社歴が役立つ」ということを前提にしていた場合、「授業の単位を取って在籍している大学を卒業する」だけでは、「中堅大学を1留して卒業、資格なし」の実績しか残せなくなります。

 

この実績だけでは、何もガクチカ(学生時代に頑張ったこと)の強みがない当時の私では、就職活動でまともに職にありつけるとも思えませんでしたし、独立するにしても何も強みもありません。

 

そこで「将来に希望を持つ」ことが重要になります。

 

例1)学歴や社歴を諦めて、どこかに就職して社会人をしながら休日にYouTubeやニコニコ動画で音楽を配信する。

 

例2)理系の難関大学の大学院に進学する。

 

結果として後者に狙いを定めたことで「東大大学院の受験には大卒資格が必要→在籍している大学の授業の単位を取るため、目の前の授業に参加する→大学に通う習慣がついて図書館で勉強するようになる」という好循環が生まれました。その結果、TOEICのスコアが伸びました。

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将来の希望がない状態では、目の前の課題にも思うように集中できません。そのため、「将来やりたいこと」を時間をかけて探していく時間をとることが大切だと思いました。

 

 

 

社会人生活から学んだこと:知ってしまえばできることは多い。

私は無事に大学院に進学し、卒業後に都内の企業で働くことになりました。

 

それなりに大手の企業ですから「バリバリお金を稼いで都心ライフを満喫する!」と思い立ったのですが、日系企業では、どの企業でも最初はほぼ一律の給与(月の手取りが18〜20万円)です。

 

幸いなことに勤め先の企業では「家賃補助」の額が大きかったので、新卒1年目から新宿区の神楽坂近辺(ワンルーム・1Kの家賃相場10〜11万円)に住むことができましたが、東京カレンダーのように「港区の夜景を見ながら高級レストランに行く」生活ははるか彼方でした。

 

とはいえ「何か方法はあるだろう」と楽観的に考えて、ひたすら「港区に住む方法」「高級レストランに行く方法」「タワーマンションに住む方法」を探しました。

 

その結果、想像していたよりも自分がやろうとしていることは「現実的な予算で可能」であることがわかりました。現実を知ってしまえばお金の使い方次第で、普通の会社員の人が達成可能なことばかりです。

 

例1)港区に住む

誤解:医者・弁護士・起業家・芸能人の成功者しか住めない。

正解:20平米築15〜20年であれば、家賃11〜12万円(年収450万円以上)でデザイナーズマンションに住める(麻布・六本木)。地域によっては家賃8〜9万円台(白金・浜松町)もある。家賃20万円〜300万円が多いので、年収1000万円でも住めない物件(大手企業の会社員ではほぼ無理)だらけなのは事実。

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例2)高級レストランに行く

誤解:年収1000万円以上の高給の人しか行けない。

正解:ミシュラン星付きのお店でもランチであれば、一人当たり1万円(ちょっと質のいいワイヤレスイヤホンレベル)で楽しめる場所もある。

例えば日本随一の高級ホテルであるリッツ・カールトン東京のフレンチは一人1.3万円で、45階からの景色とフレンチのフルコース、最高峰のホスピタリティを受けられる。

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例3)タワーマンションに住む

誤解:最低でも家賃20万円以上(年収1000万円以上が目安)は必要である。

正解:都心のタワーマンションでも平米数を妥協する(25〜30平米)なら家賃11万円の破格の場所がある。高級住宅街でも、港区白金や渋谷区代官山のタワーマンションが家賃16〜18万円で借りられる。低層階であれば20代〜30代前半の会社員でも借りられる。

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このようにイメージでは普通の20代〜30代前半の会社員では無理そうな(大金が必要になるイメージがある)ものでも、想像以上にリーズナブルなことが多いです。

 

私は引越しをしていますけど、例えば住みたい地域があるけどお金がないのであれば、近隣の安いホテルや民泊で連泊してみると、その地域で生活する雰囲気をつかむこともできます。

 

そのため、上記3つについて全て会社員のまま達成することができました。リスクをとって起業したりお金集めすることをせずとも、一般的に言われているような贅沢はできることがわかりました。

 

まとめ。現実と理想にギャップがあるから面白い。

私のモットーは「現在の限りある資源(時間・知識・お金)をフル活用して多くの経験を自分で体験すべし」です。

 

「学歴は必要ない」は学歴を持ってから言いたいですし、「港区・タワーマンションの住みやすさ」というのも、自分で経験してからでないと本当のところはわからないと考えています。

 

もちろん、今でも私は現実と理想のギャップをかかえています。

 

例えば、海外の一流大学のMBAに行きたいのですが大学のGPA(成績)が足らず、何か策はないか常に考えていますし、「個人で独立して食っていきたい」と思いつつも、今現在も会社員でフルタイムで働いています。

 

ただ、現実と理想にギャップがあるからこそ面白いとも考えています。

 

今の経済状態が将来も継続していくという安定感は、年々価値が高まってきている気がしますが、それだけでは「将来が分かりきってしまって、貯金が増えても年齢を重ねるだけで退屈になる」という矛盾が生まれてしまいます。

 

まだまだ未達の目標だらけではありますが、現実を受けいれて諦めるだけではなく、「どこかに可能性はないか」を常に意識して今後も生きていきたいと思います。